女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

解毒+癒やし


女風をテーマにしたドラマ「買われた男」の放送が、17日深夜よりスタート。その第1話を視聴したので、感想等を綴ってまいります。


      ↓↓↓以下、ネタバレあり↓↓↓

    

 

 

 

 

 

 

 

今回の担当セラピストはヤマト(瀬戸利樹さん)、お客さんは田村のどか(佐藤玲〈さとう・りょう〉さん)。

のどかは既婚者で、夫婦仲は良いものの3年間セックスレス。夫は過去に浮気をしたことがあったり、「ねぇ、私たち…もう3年もしてないんだよ」と伝えても「そうだね」と返すだけだったり、何だかのらりくらりとした感じの人物。ある日、のどかは迷いながらも女性用風俗店「KIRAMEKI」のサイトを開き、生まれて初めて“女風セラピスト”の予約を入れる──。

こういう状況は現実でもよくあると思いますし、共感する女性は日本中にいるでしょうから、ドラマの世界にすんなり入れるというか、「初回に相応しい設定だなぁ」と感じました。

 

そして。施術前のカウンセリングやシャワータイム、“性感前”のアロママッサージの仕方等も、初回を見る限りは結構リアルでした。エンドロールでクレジットをチェックしたところ、「取材協力   東京秘密基地」とあり大いに納得。東京秘密基地は女風の最大手で、私も利用した経験がございます。想像するに、実際の“施術の流れ”的なものを、お店側から制作チームに詳しく伝えたのかもしれませんね。

ただ、一箇所気になった点はありました。ドラマの映像内では、マッサージ後、至極ナチュラルに挿入しているように見えてしまったのです(ヤマトの腰の動きと、のどかの「久しぶりだからゆっくり…」という台詞により)。

当ブログでも再三書いてきた通り、女風での本番行為は固く禁止されています。「現実世界の女風で本番が有るか無いか?」は一旦横に置いておくと致しまして(汗)、このドラマを観た人の中に、「女風は本番アリ」的な考えが拡がってしまわないことを祈ります。しつこいようですが、どこのお店でも本番は禁止です。もし違反行為がバレたら、罰金やら出禁やらが待っていますのでご注意を。

 


ドラマの結末…いえ、のどかの“選択”を申し上げますと、彼女が「KIRAMEKI」を利用したのは一度きり。ヤマトの施術は気持ち良かったものの、「私はやっぱり夫のことが好きなんだ」と再確認した様子でした。施術前は、浮気した夫と対等になりたいだけなのか、それとも性的に満たされたいだけなのか、自分でもよく分かっていなかった彼女。でも、ヤマト=“夫ではない、他の誰か”に優しく触れられ、ベッドで肌を合わせたことによって、“自分は一体何を望んでいるのか?”に気付くことが出来たんだと思います。

泣きながら夫との関係を語るのどか、彼女の話をじっくり聞くヤマト…。その光景が、女風を利用し始めた2019年当初の自分自身と重なって、思わずもらい泣きしてしまいました。

今も昔も、「夫と交わったことが一度もない」という事実は、セラピストさん(と当ブログの読者さん)以外には話せないし、たとえば誰かに相談するとかも考えられない。心底悩んだり、一人では抱えきれないほど切なかったりするのに、それを“打ち明ける場所”がどこにもないことの辛さや苦しさは、痛いほど、本当によく分かります。現在はすっかり割り切れているけれど、久しぶりに当時の気持ちを鮮明に思い出しました。自分で言うのもアレですが(笑)、よく頑張れたよなぁ、私。もちろん、これまでお世話になってきたセラピストさんたちの存在があってこその“平穏な今”ですけどね。

 

公式サイト内に「セラピストたちに心も体も癒されていく、デトックスヒーリングドラマ」とあったけれど、現状、その文言に偽りなしです(“正しい文章”としての突っ込みどころは2箇所ほどありますが・笑)。恐らく今後も、セラピスト及びお客さん一人ひとりにスポットを当てて、彼らの人物像やバックグラウンド等を丁寧に掘り下げていくのでありましょう。第1話を観てみて、このドラマは女風がテーマというより、女風というフィルターを通して“人間そのもの”を見せたい作品なのでは?と感じました。「人間」と「性」って、どうしたって切り離せないものですからねぇ。


そんなわけで、次回以降も「買われた男」を楽しみに視聴したいと思いまーす♪

 

 

 

 

「買われた男」

今週スタートのドラマで、個人的に注目している作品があります。そのタイトルが、ズバリ「買われた男」(17日深夜より放送開始。水曜25時30分〜/TOKYO MX、同24時〜/BSテレ東テレビ大阪、ほか)。

 

原作は、コミックシーモアで連載中の「買われた男 〜女性限定快感セラピスト〜」(漫画:三並央実、原作:芹沢由紀子/ソルマーレ編集部)。

物語の舞台となるのは、女性向けのマッサージ店「KIRAMEKI」。単なるマッサージ店ではなく“性感”マッサージ店なので、つまりは女性用風俗を扱っているわけでございます。地上波でこのテーマに挑むドラマは初ということもあり、何をどこまで、どういった切り口で描くのか…が非常に楽しみ。漫画もさわりだけ読みましたが、お客さんの心情や諸事情、そしてセラピスト側の悩みや仕事への取り組み方等もきちんと描写されていて、女風への興味本位とか冷やかしとか、そういうスタンスで制作された作品でないことがよく分かりました。


さて、このドラマでセラピストを演じるキャストは3名。会社員との兼業で、普通っぽさがウリの主人公・“ヤマト”役に瀬戸利樹さん。落ち着いた雰囲気で、大人の色香漂う“龍ー”役に久保田悠来さん。その若さと端正なルックスで、人気ナンバーワンに君臨する“シアン”役に池田匡志(まさし)さん。お客役は合計9名とのことなので、恐らく1話完結型なのだろうと予想致します。実にさまざまな立場の女性──セックスレスの主婦だったり風俗嬢だったり末亡人だったり、多種多様なお客たちが登場する模様。30分×全10話ということで、週の真ん中・水曜深夜にサクッと観るにはちょうどいいボリュームですね。ただ、今回ばかりは配信(TVer)で視聴しようかなと思っています。


基本的に、ドラマは録画予約しておき、後日時間のある時にゆっくり観るスタイルを採っている私。夫も同じスタイルなので、ハードディスクを確認すれば、お互い「どんな作品を観ているのか」「今、何に興味を持って生きているのか」が常に分かってしまう状態です。これ、誰かに本棚を隅々まで見られるのと同じで、結構恥ずかしい…(笑)。

 

以前にも綴った通り、夫は仮面ライダー及び戦隊ものが大・大・大好き。日曜の朝、録画もしつつライダー&戦隊ものをリアタイ視聴するのはもちろん、界隈出身の俳優さんたちの“その後”までしっかり追いかけています。「買われた男」の主要キャスト3名は、何と全員がそこに当てはまってしまうんですよねぇ。

瀬戸さんは「仮面ライダーエグゼイド」、久保田さんは「仮面ライダー鎧武」、池田さんは「王様戦隊キングオージャー」の出身です。夫は当然、彼らが出演する新ドラマのことは把握していると思われます。チェックしたところ、夫自身は「買われた男」を録画予約していないものの、私が録ってしまうと「せっかく録ってあるなら僕も観てみよう」的な行動に出る可能性が…。その内容を観て、「妻はなぜこのドラマを録画しているのだろうか。ひょっとして女性用風俗に強い関心があるのか…?」という疑問を持たれたらめちゃくちゃ面倒くさいので(笑)、配信にしておいたほうが安全だろうと思っています。皆さんの中にも、「興味はあるけどリアタイできる時間帯じゃないし、そもそも録画してる事実を家族や同居人に知られるのは都合が悪い」という方がいらしたら、こっそり配信で観ることをおすすめします。いやぁ、実に選択肢の多い、便利な時代となりましたね。ありがたや♪


ちなみに。もし私が「KIRAMEKI」の顧客だったら、指名するのは龍一とシアンです。龍一は大人の色気がたっぷりですんごくエロそうだし(←褒めてます・笑)、シアンは顔もいいけどそれ以上に声がいい。無類の声フェチ&声優好きである私が、「キングオージャー」のナレーションを一聴して「これ誰⁉︎ めっちゃいい声! 知らない声優さんだけど、この声大好きだから後で名前調べなくちゃ‼︎」と思ったほどです。最初は本職の声優さんだと信じて疑わなかったくらい、その声質とナレーションが素晴らしかった。「もしもあの声で優しく囁かれたら…♡」と想像するだけで、どうにかなってしまいそうなレベルです(笑)。まだキャリアの浅い池田さんですが、「声のいい俳優さんは息が長い」と勝手に思っておりますゆえ、今後の更なるご活躍、期待&お祈りしています。

 

写真左から龍一、ヤマト、シアン。ここまでイケメン揃いのお店はそうそうないけれど、現実世界にも“男前!且つ腕も人柄もいいセラピスト”は確実に存在致します。出会えるかどうか…は運次第ですけどね笑

 

 

こちらは原作漫画「買われた男 ~女性限定快感セラピスト~」の表紙(左)と、ドラマ化を記念して描かれたスペシャルイラスト(右)です

 

朋友

初めて海外を旅したのが2010年。以降、コロナ前までの10年間は、毎年欠かさず海外へ行っていました。タイ、オーストラリア、フィリピン、ベトナム、韓国、香港、インドネシア等、その多くがアジア圏です。中でも10回以上訪れていて、「絶っ対また行きたい!」と思っている地が台湾。

私には外国人の友達が結構いるのですが、一番多いのは台湾の友人です。それゆえ、今月3日に発生した台湾地震のニュース映像を見て激しく動揺…。現地の友人たちに連絡を取り続け、数日間かけて全員の無事を確認することができました。ひとまず安心です、ありがとうございます。

 


周知の通り、台湾は我が国に大変友好的で、何かあったら迷わず救いの手を差し伸べてくれる、心優しき友人です。

遡ること約11年。

2013年の夏、私は出張で台北を訪れることになりました。3.11の折、台湾の皆さんから頂戴した励ましの言葉、そして莫大な義援金に対し、「やっと直接御礼を言える機会に恵まれた!」と喜び勇んで現地入り。ところが、こちらから「東日本大震災の時は本当にありがとうございました」と伝える前に、「もう被害は大丈夫ですか?」「必要な助けがあれば何でも協力します」と言ってくれる人が大勢いました。それも行く先々で、です。仕事関係の方はもちろん、タクシーの運転手さんやホテルスタッフの方々、飲食店やコンビニの店員さんまで、当方が「日本から来た」と判明するや親身になって心配してくれ、現状困っていることはないか?と尋ねてくれる。その気持ちが嬉しくて&感激して、出張期間中何度も泣いてしまいました。それくらい、見知らぬ方々を含め、たくさんたくさん声を掛けていただきました。


実を申しますと、初めての台湾旅行を控えていた時(2010年秋)は、若干不安がありました。購入したガイドブックに、注意事項として「全体的には親日だが、高齢者の中には、統治時代のことで日本を良く思っていない方もおられるため配慮が必要」とあったからです。恥ずかしながら、そのページを開くまでは「美味しい小籠包が食べたい」「いろんな夜市に行きたい」「台湾式マッサージを受けたい」等々、旅を楽しむことばかり考えていて、歴史的背景には気が回っていなかった。そこで、申し訳程度ですが両国間(*私は台湾を“一つの国”だと思っておりますゆえ、敢えて「両国間」と記しています)の関係性について勉強し直してから台湾へと向かったのでした。


さて。人生初の台湾は、驚きと感動の連続でした。まず、レベルは様々なれど“日本語を話せる人”の多さに驚愕。観光地や中心街であれば、たとえ英語は通じなくとも「日本語が全然…」ということはほとんどなかった。メニューや看板等の表記も、台湾語及び北京語→日本語→英語の順だったりします。あとは、こちらが口を開く前に、一目で日本人だと分かるようで、最初から日本語で接してくれたり、日本のアニメや漫画の話題を振ってくれたりする。後年、台湾人の友達・Lに「まだ喋ってないのに『この人は日本人』ってすぐ分かるの、すごいよね〜」と言ったら、「それは簡単。日本人は服がおしゃれ、静か、礼儀正しい。他のアジア人と全然違うから、言葉聞かなくても大体分かる」と返ってきました。へぇ、そうなんだ。


そして、こうも言われました。「(統治の件で)『日本好きじゃない』っていうお年寄りがいるのは事実と思う。お年寄りの気持ち尊重するの大切。でも、他にも気にしてほしいことある。『台湾人』を英語にする時、“Chinese”って言わないでほしい。私たちは“Taiwanese”。悪気なく“Chinese”って言う日本人いるけど、あれ悲しい。仲いい友達にそう言われるの、関係ない人(付き合いの浅い国の人)に言われるより、もっとたくさん悲しい」


底抜けに明るく、いつも笑顔のLが、この時だけは極めて真剣な表情でした。私は“Taiwanese”という単語を初めて聞いた…いえ、それまでも耳にしていたのかもしれないけれど、意識できていなかったためにスルーしてしまっていた可能性が高いです。以来、台湾の方、及び中国の方と接する時は注意を払っています。

名称関連で言うと、記憶に新しいのは、やはり東京五輪(2021年開催)の開会式中継です。各国の選手が入場する際、NHKアナウンサーが、台湾選手団を「Chinese Taipei」ではなく「Taiwan」と紹介したことが、現地で大きく報道されました(*ちなみに、IOCは「Chinese Taipei」の呼称で統一)。実際、何人かの友人より「オリンピックという国際舞台で、はっきり『台湾』と言ってくれてありがとう」「ニュース番組で知った、すごく嬉しかった」と連絡をもらいました。台湾の皆さんにとって、[台湾]という名がどれほど大切なものなのか、その“呼ばれ方”を如何に重要視しているのかをあらためて実感しました。

 


話を戻しますね。今回驚かされたのは、台湾の方々の深い愛情と心配りです。無事を確認した後、「必要なものはありますか? 今度は私たちが恩返しをする番です、何でも言ってください」と友人全員に伝えたところ、返ってきたのは以下のような言葉たち。

「もうもらった。こうして連絡くれた、ありがとう」

「何言ってますか。能登地震あって日本大変です。大変なの同じです、無理しないで」

「日本は友人です。友人を助けるのは当たり前です、恩返しは要りません。被害がなくなった後(台湾に)また来てください、ごはん食べましょう」

「連絡ありがとう、私も家族も大丈夫。何も要らないから祈ってください。被害が広がらないように祈ってください。私も日本に地震が起きないように祈ります」

「怖かったけど今は平気。心配ありがとう、家族も皆元気です。そちらは(余震等)大丈夫?」…etc.


何て素敵で、思いやりに溢れた方々なのでしょう。私が繰り返し台湾に行きたくなるのは、“そこに暮らす人々”が好きだから、彼らの“心”に強く惹かれているからなんだなぁと、この度のやり取りで再認識しました。単に美味しい小籠包があるだけじゃ、夜市が楽しいからだけじゃ、10回以上も足を運んだりしないと思います。

これからも、台湾の方々と私の友情、そして台湾と日本の友情は続いていくことでしょう。私は私に出来ることを、出来る範囲でやっていくつもりです。朋友(=友達)の言葉に従い、決して「無理」はせずに──。

 

祈禱台灣的大家能平安無事

(「台湾の皆さま方の無事を祈っております」の意です。台湾語は少ししか分からないので、文法や漢字等に間違いがあったらすみません)

 

パスポートを確認したところ、最後の台湾旅は2018年秋でした。ほぼ毎年行っていたのに、もう6年も渡台していないとは…。当然今は時期尚早だけれど、いずれ必ず訪れて友人たちと再会し、笑顔でハグできたらと思っています。多謝!(ありがとう)

《小噺 四十. “視覚”で興奮》

私が“オトナのおもちゃ”を初めて使用したのは、2020年秋のこと(もちろん女風にて)。その時は残念ながら快感を得られなかったのですが、翌21年、とあるセラピストさんのおもちゃ使いが大変素晴らしく、見事!昇天させてもらいました。以降、女風でのプレイに時々取り入れているし、自分でも何点か購入して、セルフでする際、お世話になったりならなかったりしています。


さてさて。経験上、多くのセラピストさんが用意してくれているのはバイブと電マ。ウーマナイザー、ローター、ディルド等は少数派かなと思います。

その日のセラピスト・Aさん(仮名)が持参していたのも、バイブ+電マという王道の組み合わせ。Aさんは“本番なしタイプ”のセラピストさんなので、指と舌に加えておもちゃも駆使して気持ちよくしてくれることが多いのだけれど、「今日は新しいバイブを持ってきた」そうで、「これでい〜っぱい攻めちゃうから覚悟しててね♪」とニヤリ。「どんなバイブかしらん♡」と楽しみにしつつシャワーを浴びます。


シャワー後は、パウダーマッサージ→オイルマッサージという流れ。そして20~30分経った頃、秘部付近を実にいやらしく(笑)フェザータッチしてくれていたかと思ったら、ふいに手を止めて一言。

「今から◯◯(←私の名前)のここ、ぐっちゃぐちゃにするもの見せてあげる」


視界に飛び込んできたのは、何というか、思わず「うわ…グロ…」と言ってしまいそうなルックスのバイブ。真っ黒でビッグサイズ、妙にリアルな形状&質感、しかも表面がでこぼこしていてめちゃくちゃ厳つい。これまでは、全体的につるんとした、小ぶりで可愛らしい色調の…つまり如何にも女性が好みそうなデザインのバイブを持ってきていたのに、一体どうしたんだろう?

「少し前に、お客さんに言われたんだよね。『視覚でも気持ちよくなりたいから、もっと攻撃的な形とか生々しい色とかのバイブもあると嬉しい』って。俺、良かれと思ってオシャレなデザインのおもちゃばっかり用意してたんだけど、そうじゃないほうがいいお客さんもいるっていうのは考えてなくてさ。その人は『見た目がワイルドなほど興奮する』って言うんだ。彼女がMだからか、“否応なく屈服させられちゃう感じ”がいいんだって。確かに、見た目つるつるでパステルカラーとかのバイブだと、屈服させられてる感は全然ないもんね(笑)」


ふへぇ~、めっちゃ新鮮な意見‼︎ 言われてみれば、私が入手したおもちゃたちもピンクやらラベンダーやらだし、発色だって実に美しい。デザインが素敵なものも多いので、例えばオブジェとしてインテリアに紛れていたとしても、一見それとは分からない可能性だってあります。いやはやしかし、おもちゃを選ぶ際、“見た目でも興奮できるか否か”というのは考えもしなかったから驚いたし、すごく面白い視点だなぁと思いました。

確かに「このグロいものが今から私の中に…」と想像すると、それまでとは違う感情が湧き上がってきたような気もします。少しの恐怖心と期待、そして興奮──少なくとも、美しい色合いとデザインのおもちゃを前にした際自然と出る、「わぁ、カワイイ!」という台詞は全く浮かびませんでした。


そんなわけで、自宅用に購入するのは遠慮したいけれども(笑)、女風で使う分には「結構いいな♡」と感じたワイルドバイブ(*パワーのほうも、見た目に違わぬワイルドぶりだった・汗)。

今までは「視覚でも気持ちよくなる」と聞けば、アイマスク等“視覚を奪う”方面のことしかイメージできていなかったけれど、Aさん及び彼のお客さんのおかげで、「それだけじゃないんだなぁ。いろいろと深いなぁ」と身をもって体感することができました。Aさんも「このバイブで攻めてる時は気持ちが昂って、いつもよりS度が強くなっちゃうんだよね」と語っていたのですが、実際この日は新たなプレイ…いえ、Aさんの“新たなる一面”を発見した日でもありました。そのお話はまた、別の機会に♪

 

 

 

 

「お見送り会」の全貌

少し前までの私は、“声”或いは“演技”そのものに集中したいから、推し声優さんたちのビジュアル情報を極力入れないよう努めていました。ですが、ここ数年の(顔出しを伴う)メディア露出増加により、「個人で出来る努力には限界があるし、“世の流れ”的なものに抗うことを、とりあえず一旦やめてみよう」と思い立ち、2022年度末、とある朗読劇に参戦。その舞台がとっっっても良かったので、以降も声優さんたちによる朗読劇をちょいちょい観に行っております。

選ぶジャンルとしては、不朽の名作だったりベストセラー小説だったりがほとんど。毎回、圧倒的な聞き取りやすさと素晴らしい表現力で、既読・未読にかかわらず、心から楽しませてもらっています。生で観ると、声の良さや響きの良さはもちろん、息遣いや間の取り方、共演者とのアイコンタクト等、ダイレクトに伝わるものがいろいろあってめちゃくちゃ興味深い。それに、俳優さんの朗読劇だとたま〜に発生する「え、今何て言ったのかな…。滑舌が悪くて聞き取れなかった」という事故も起こらないから、ストーリーがすんなり頭に入ってくるんですよね。朗読劇を観た後にその作品を読み返すと、“朗読してくれた声優さんたちの声”で延々脳内再生されたりするのもすっごく楽しい。


で。何作かの朗読劇を観劇し、声優さんたちのお芝居を生で観ることに慣れてきた…というか、「やっぱり生だと迫力も感動具合も全然違うなぁ」と気付いてしまった私は、先日遂に手を出しました。大好きなアニメ作品(しかも主演は推し声優!)の朗読劇に。


会場に着いてまず驚いたのは、これまで参戦してきた朗読劇との客層の違いです。今までは、作家のファン、作品のファン、声優のファン等が混在していて、年齢層や男女比はバラバラでした。そして、どの年齢層でも割ときっちり目の服装をしている方が多かった(作品の世界観や会場の雰囲気に合わせてのことかもしれません)。でも、今回はほとんどが女性客で、パッと見30代以下が多い印象。カジュアルだったり露出多めだったりいい匂い(笑)だったりして、全体的に華やかな感じがします。そして、開演を待つロビー内で交わされる会話の内容も未知のものでした。中でも衝撃…いえ、ダメージを受けたのはこれ。

「このアニメ観たことある?」

「ない。でも1話だけ観たわ、倍速で。一応予習しとくか〜と思って」

「私も〜。つまんなかったね」

「ねー。でも別にいいよ、◯◯ちゃんがカッコよければ」

「だよね〜。今日立ち位置どこかな? うちら側だといいなぁ」

「いっぱい顔面拝みたいよねぇ」

(*20代と思しき女性2人連れの会話より)


な、なるほど…。◯◯さんは確かにイケメン声優だし、彼女たちがどんな目的で観劇しようと“チケットを買って会場に足を運んだお客”に違いはないわけで、文句を言う筋合いはありません。ただ、自分が大好きなアニメをつまらないと目の前で言われ(せめて等倍速で観てから判断してほしい・泣)、「作品の朗読はどうでもよくて、つまりは声優さんの顔面だけが目当てってことなのですね」と知って、何やら切ない気持ちにはなりました。他にも「本当にいろんなお客さんがいるんだなぁ」と実感した会話は沢山あった。まぁ、これも現地に行ったからこそ聞けた“生の声”なので、いい経験といえばいい経験です。


しかしながら、始まってしまえばそんなことはすっかり忘れ、「わぁ、本当に◇◇(←キャラ名)がいる〜♪」「すごいすごい‼︎ だんだん声優さんたちがキャラそのものに見えてきた〜!」と心の中で大興奮。小説の朗読とは全っ然異なるギアを入れ、“キャラの声”と“そのキャラっぽい衣装や立ち居振る舞い”で作品世界へ思いきり没入させてくれます。いや〜、感動しました。「『キャラと完全一致』ってこういうことなんだぁ♡」と初めて体感できて嬉しかったし、今まで味わったことのない種類の高揚感を感じられてとっても新鮮だった。


あとは、これまで意識できていなかったけれど、「台本を持ちながらする芝居」の上手さにも感心しました。声優さんたちは、普段のアフレコでも“片手に台本を持ちながらマイクに向かって台詞を言い、かつペラッという音を出さずに台本をめくる”ことを日常的にやっている方々です。したがって、台本を持っているのに持っていない感じといいますか、多少動きをつけながら台詞を発したとしても、台本がブレたり落としそうになったりしないから安心して観ていられる。一方の俳優さんたちは日頃、台本を置いて(台詞を暗記して)芝居をするのが基本だからか、台本を持つ手に危なっかしさを感じてしまう方も意外といらっしゃるんですよね。それがないことが、こんなにも没入感と安心感をアップさせてくれるものだったとは驚きでした。


驚きはまだまだあります。主要キャスト5名(男性3名・女性2名)のうち、私がお顔を存じ上げていたのは2名のみ。うち1名は、「生で聴くと、テレビの声とは少し違って聞こえるな〜。でも素敵な声だな〜」と感じていたら、それもそのはず。なんと!人そのものが違っていました。どうやらレギュラーキャストのお一人が急病になられたらしく、代役の方は「急遽なのに引き受けてくれて、一生懸命練習して(本来の声優さんの芝居&声に)寄せてくれた」んだとか。大抵の朗読劇は、キャスト紹介的なことはナシで、幕が開き次第すぐに本編が始まります。よって代役云々の説明を受けたのは本編後だったのですが、ビジュアルを知らなかったために、朗読中は“人が違う事実”に全く気が付かなかった(汗)。プラス、違和感がなさすぎて別の方が演じているとは夢にも思いませんでした。その道のプロというのは、本当に本当にすごいですね。尊敬しますし、引き受けてくださったこと、そして見事役目を果たしてくださったことに感謝致します。

 

 

もう一つの驚きは、「お見送り会」の存在です。チケットをネット予約する際、注意書きのような感じで「本編終了後、アフタートークショー及びお見送り会がございます」と明記してあったのですが、アフタートークショーがあまりにも楽しみで、お見送り会のほうは当日まで失念していました。

本編終了後、20分ほどのトークショーがスタート。役ではなく素でお喋りするキャスト陣にほっこりし、「アニメの裏話も聴けたし、何だかものすご〜く得した気分♡♡♡」とニマニマ。ショーの終盤、「この後『お見送り会』がありますので、お時間許す方は参加していってくださいね」という推しの案内で、その存在を思い出したのでありました。「そういえば、予約サイトに書いてあったかも。っていうか、お見送り会って何だろ? 宝塚のトップスターが退団する時、ファン全員で囲んでお見送りする…みたいなやつかしらん?」。


結論から言いますと、ファンがキャストを見送るのではなく、ファンがキャストに見送られるイベントでした。思いきり逆でしたね(汗)。

説明が難しいのですが、お見送り会というのは、キャスト陣がステージ上に並ぶ→お客さんは自分の席からステージ前まで行き、1列目の方々から順にぞろぞろと歩いてステージ前を横切る。その際キャスト陣と手を振り合うことが可能、みたいなイベントです。例えが合っているか分からないけれど、昔動物園で参加した「赤ちゃんお披露目会」にちょっと似てるなと思いました。動物の赤ちゃんを見るために長時間並ぶ→自分の番が来たら2秒くらいお顔を拝む→まるでベルトコンベアーに乗せられているかの如く、わらわらと左から右へ進んで出口に追いやられる…的なあの感じでございます(笑)。


なお、私は最後列だったので、幸いというか何というか待機時間がそこそこ長かった。ゆえに、1〜2列目のお客さんの様子を見て「あぁ、お見送り会ってそういうことか!」と全貌を把握することが出来ました。直前の館内放送で、「キャストへの声掛け禁止」「ファンサリクエスト等のうちわ禁止」と言っていたから、要するに舞台の上側と下側で手を振り合うだけなのだけれど、それってつまり、お見送り会に参加したら、声優さんたちと確実に目を合わせることになるわけで…。う〜ん、どうするべきか。

推し本人のSNSはおろか、所属事務所のサイトすらもチェックせず、基本は作品を観たり円盤を買ったりして、遠くからひっそり応援するスタイルの私。よって、“推しの視界に入った上、ガッツリ目を合わせて手を振り合う”というのはかなりハードルが高い行為です。でも、キャストの皆さまがせっかく時間を取ってくれているんだし、何よりこんなにも楽しませてくれた方々に対して途中退席というのは極めて失礼な気が…。覚悟を決めた私は、「よし、目でお礼を伝えよう!」と決意。係の方に「最後列の方どうぞ〜」と呼ばれた頃には、迷いや戸惑いはなくなっていました。


が。大きい声では言えないけれど、満席ではなかったその日。中段くらいまではぎっしり埋まっているものの、後列になるにつれ、お客の人数が減っていきます。それを計算に入れていなかったのか、係の方は律儀に1列ずつ呼ぶので、18列目くらいからお客一人ひとりの間隔が開き気味に。私は最後列だったため、とりわけ人数が少なかった(恐らく前方列の半分以下)。加えてステージまでの距離が遠いこともあり、キャストの皆さまを若干お待たせするような形となってしまいました。その事実に焦りと申し訳なさを感じ、通路を小走りして大急ぎでステージ前へと向かいます。すると、一番左側の声優さんが「ゆっくりで大丈夫ですよ」ととんでもないイケボで声を掛けてくれたのです。その上、ステージ前にたどり着くまでの間、ずっと視線を外さずに見守ってくれているではありませんか。嗚呼、私は一体どうしたらいいのでしょうか。

〈ぎえぇ、すみませんすみません! 私なんぞのために、あなたの大切な大切な喉を使わせてしまって本当にすみません!〉←心の声


ラスト、一番右側で誰よりニコニコして&腰を屈めてファンと接してくれていた推しの前に到着した時には、私のライフはゼロどころかマイナス。背中に変な汗をかき、ひどく動揺したまま(多分目を泳がせながら)、これ以上ないほど小さな声で「ありがとうございました」とつぶやくのが精一杯。推しはギリギリまで目を合わせてくれて、満面の笑みで「どうもありがとう♪」と言いながらブンブン両手を振ってくれていたけれど、それに見合う態度が取れていたかと問われたら、自信は全くありません。もっと落ち着いて、爽やかに手を振りたかった。そしてちゃんと目を開いて、楽しかった気持ちを表情で伝えたかった(私は花粉症用の大きなマスクをしていたので、目元しか出ていない状態でした。口元が隠れている以上、目で訴える以外の方法が皆無・泣)。雑誌記者時代、握手会やファンミーティング等で数多く出会ってきた“推しを前に動揺しまくるファン”“めっちゃ挙動不審なファン”。当時はあまり分かっていなかった彼らの気持ちが、退職して3年強が経った今やっと、心の底から理解できたような気がしています。そんなわけで、初めてのお見送り会は、ちょっとほろ苦い思い出となったのでありました。


ちなみに。軽く調べたところ、声優さんのイベントでは、お見送り会というのは割とスタンダードというか、そんなに珍しいことじゃないみたいです。

今は、「この先も機会があったら参加して、出来ればリベンジしたい」という思いを抱えています。それは、“通常運転の私”で推しに会いたいとかじゃなくて、思いがけず出来た推しとの思い出が、あんなにもあたふたした状態だったことが、自分の中で少し寂しいんですよね…(泣)。ゆえに、可能ならば“最新の思い出”に書き換えたいという気持ちがございます。なれど、お見送り会目当てでイベントに行くのは違うと思うから、「再度機会に恵まれたらラッキーだな」くらい。あ、次に観る予定の朗読劇は本編のみなので、そちらはある意味気楽に足を運ぶことが出来まーす(笑)!

 

 

視点の違い

本日、夫と2人で映画を観に行ってきました。

シネコン到着後、まずはネット予約しておいたチケットを受け取るべく、自動発券機へ。土曜日だからか混雑していて、10台以上ある発券機はどこも数組並んでおり列が出来ています。何気なくその列を眺めていたところ、一人のご婦人と目が合いました。キョロキョロと視線を動かし、映画館のスタッフさんを探している様子です。

以前にも綴った通り、私は駅やら路上やらでなぜかロックオンされてよく道を訊かれるのですが、こういう場所でもそれは同じ。明らかにスタッフではないにもかかわらず、「あの…すみません」と助けを求められてしまう率がめちゃくちゃ高い(笑)。御多分に洩れず声を掛けられ、「チケットの買い方が分からないので、すみませんが教えてもらえませんか」と頼まれました。


「全然いいですよ〜。どの作品の、何時の回が観たいですか?」

「『◯◯◯◯◯』っていう邦題で…」

「ええと…1ページ目にはそのタイトルないみたいなので、スクロールして次のページに行きましょう」

「すくろーる?」

「右側のここを触ると、どんどん下に進むので…」

「あぁ、そうやると画面が変わる仕組みなんですねぇ」

「はい。あ、ありましたよ。字幕と吹き替えどっちにしますか? あとIMAX版もありますけど」

「あいまっくすばん…。何だかいろいろよく分からないわねぇ。こういうの、若い人には簡単でも年寄りには難しくって」

「詳しい説明書きもないから、初めてだと難しく感じるかもですね。でも、一度覚えちゃえば案外そうでもないですよ」

「私、次来る時までちゃんと覚えてられるかしら(笑)。あら、チケットが出てきた♪ 親切なお嬢さん、どうもありがとう。とっても助かりました」


シニア世代の女性から見ると、アラフォーの私は「若い人」であり「お嬢さん」の部類に入るのか〜と思いつつ、自分たちのチケットを発券。無事、約2時間の映画を満喫したのでありました。

 

 

シネコンを出て少し歩き、和食屋さんで遅めのランチ。タッチパネルで注文を済ませ、あとは頼んだメニューが運ばれてくるのを待つだけです。

「君って本当に話し掛けられやすいよね。さっきだって、あんなにたくさん人がいるのにピンポイントで『教えて』って言われてた(笑)」

「ねー(笑)。まぁ慣れてるし、教えるぐらい何でもないんだけどさ。でも、確かに難しい…ってか分かりづらい部分はあるよね。“誰しも使えるもの”っていう前提で設置してあるけど、初めての人には不親切かもしれないなぁ」

「いつもは案内係のスタッフさんいるのに、今日誰もいなかったから特にね」

「そうそう! 有人レジも空だったよね。あれじゃ有人って謳ってる意味ない(笑)。あのご帰人も、『有人レジ行ったけど誰もいなくて困った、どうしよう…』って感じだったのかもね。ああいう施設の場合、例えばスタッフさんが不在の時は、大きい字で使い方の説明書いたボード置いとくとか、もうちょっと工夫出来たりしないのかな。じゃないと、慣れてない人は心が折れて『あの映画館は選択肢から外す』ってなっちゃいそう」

「あり得ない話じゃないよね。けど、もしかしたら映画館側は『それでいい』って思ってるかもよ」

「えっ、どういうこと⁉︎」

「年配の人とかデジタル化についていけない人とかは切り捨てて、若年層プラス“いろんな変化に対応できる人”だけを積極的に取り込む方針かもしれないじゃない? 仮にそうだとしたら、あのご婦人には気の毒だけど、映画館側の狙いは成功してることになる」


夫のこの発言には心底驚いたし、「私の中には全くない視点と発想だ!」とある意味感心致しました。

夫は職業柄、“経営する側”の立場の方に寄り添う場面が多いです。自分でも「今、仕事モードっぽい喋り方になっちゃった(汗)」と言っていたけれど、なるほどなるほど。ユーザー側ではなく経営側に立つと、物事の見え方や捉え方はガラリと変わってくるものなのかもしれません。「ふぇー…そういう考え方もあるのかぁ」と、大変勉強になりました。

 

私と夫は正反対な面が多いのですが(*私=社交的・楽観的・夜型・ごはん派、夫=人見知り・悲観的・朝型・パン派等々)、お互い“自分にはないもの”を相手の中に見つけることが度々あり、それを「面白い」「興味深い」「助かる」と感じています。私たちは深く愛し合って夫婦になったとかではないし、夜の営みだってこの先もゼロだろうけど(笑)、「それも一つの結婚の形」と上手く割り切れれば相当楽しいものになり得る。

結婚相手が彼でなければ、女風を利用することも、このブログを開設して皆さまと触れ合うこともなかったでしょうから、「人生とは誠に愉快で、誠に不思議なものでありますな〜」とあらためて実感しております、ハイ♡

 

 

 

開設4周年

2020年2月29日に開設した当ブログ。再びの閏年…ということは、あれから丸4年の月日が経ったわけでございます。時が流れるのは本当にあっという間ですね。

女風関連でご報告致しますれば、今年に入って女風を利用したのはなんと!まだ1回だけ。昨年末の記事「コンディション調整」で綴った通り、爪の状態及び体重増加を気にしておりましたゆえ、昨夏より半年ほど利用を控えていたのです。地道な筋トレの甲斐あって、ほぼ体重が戻ったため、先日やっとお気に入りセラピストさんを指名することが出来ました。久々だったこともあり、ものすごく癒やされた&めーっちゃ気持ち良かったです♡♡♡


ところで。長らく「7〜8割がお気に入りセラピストさん、残りが新規セラピストさん」で固まっていた私の指名スタイル。ですが少し前から新規指名はしておらず、現状、お気に入りセラピストさんのみをローテーションで回す形を取っています。主な理由は3つ。

①お気に入りセラピストさんたちとの関係性が大変安定していて、全体のバランスもなかなか良い

②彼らは全員それなりにセラピスト歴が長いし、仕事・顧客に対して真面目な人が多いため、「この先も突如辞めてしまう可能性は低いだろう」と感じている

③「新規で指名したセラピストさんが、彼ら(お気に入りセラピストさんたち)のサービスだったり“私との相性の良さ”だったりを超えてくることはあまりない」と経験上知っている


私はこれまで、“女風の卒業”について考えたことはありませんでした。ですが、今いるお気に入りセラピストさんたち(←ちなみに8人くらい)が全員セラピスト業を引退したら、その時は私も一旦利用をストップしてみてもいいかもしれないなぁと、うっすら思っています。あ、最近性欲が落ちたとか、もう十分満たされたとか、そういうことでは全然ないですよ。

何というか…結婚当初この胸にうずまいていた「“夫と交わることが出来ない現実”によるどうしようもない辛さや悲しみ」はとっくに消え去り、いつの間にか“夫=人生を共にするパートナー”として完全に割り切れている自分がいたんですよね。それはもちろん、女風というありがたいサービスが存在し、優しくてエロエロな(笑)セラピストさんたちが、メンタル面とフィジカル面、その両方を癒やし続けてくれたおかげです。心から感謝しています。ただ、完全に割り切れている今、「女風なしでどこまでいけるのか」「どれくらいで耐えられなくなるのか」を試してみたい気持ちが、少~しばかり出てきてしまった。まぁ、これはあくまで“現在の気持ち”であって、実際その時が来てみないとどうなるか分からないですけども…。でも、そういう心境になれたこと自体、とっても嬉しいなぁと。結婚した2019年秋当時には、女風の利用によって、こんなにも穏やかな気持ちになれるとは想像もしていませんでした。ありがとう女風、ありがとうセラピストさんたち!


そういうわけで、女風絡みの投稿は今後、“ゼロじゃあないけどもそれほど多くはない”ことが予想されます。とはいえ、「女風の基本情報」や「リアルな体験談」としてはそこそこ充実していると思いますので、ブログタイトルは変更せず、これまで以上にゆるゆる運営していこうかしらんと考えております。つまりは、“書きたい時に書きたいことを書きたいだけ書くスタイル”で、5年目も自由気ままにやっていく予定でございます、ハイ。

もしよろしければ、引き続きお付き合いくださいませ〜♪

 

◇余談◇

出版社で月刊誌を作っていた頃は、閏年が大・大・大好きでした。この「プラス1日」があるか否かで、〆切のキツさが劇的に、そりゃもう全っ然違うからです。雑誌制作でなくとも、〆切に追われるご職業の皆さま方、いつもお疲れさまです。心中お察し致します。

そして2/29生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます! 小説家で言うと、赤川次郎さん、辻村深月さん(*辻村さんの「辻」は本来二点しんにょうですが、当ブログのスマホ版では一点しんにょうで表記されているかと思います。相済みません)が閏年生まれですね。どうぞ素敵なお誕生日となりますように♡