女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

【コラム⑪絶頂に達するか否か】

私は「絶頂に達するまで、かなり時間がかかるタイプだ」という自覚があります。過去に付き合った人の中でも、性行為の時間自体が長く、且つ体力のある人以外は“果てる”というのが非常に難しかった。けれど、正直言って絶頂に達するか否かはさほど重要ではありません。

事実、これまでの人生で最高に気持ちよかったのは絶頂…というか性行為ですらなかった。好きで好きでたまらない人とした、古い喫茶店での背徳行為──。他のお客さん達もいる中、周りに気付かれないようエロティックなことを2時間され続けたのですが、履いていたスキニージーンズの色が変わっていないか心配になるほど、秘部が大変なことになりました(笑)。あれほどの悦楽は、人生で一度きりなんじゃなかろうかと思います。そのくらい淫靡で官能的だった。なお、30代前半の頃に一度だけ潮吹きというものを経験したけれど、個人的には大して気持ちいいとは感じませんでした(当時の恋人には「最高~♡」と言いましたが・笑)。

 

どのセラピストさんも絶頂に導こうとしてくれたり、時には潮を吹かせようとしてくれたりするのですが、私の場合は別にそこを求めていません。むしろ一番好きなのは前戯だから、ずーっとイチャイチャしているだけでもいいくらいです。(カウンセリングで)最初にそう伝えても、“プロの仕事”をしようとして何だかんだ頑張ってくれるので、ありがたいやら申し訳ないやら…。セラピストの皆さん、いつもありがとうございます。