女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

長い1分間

先日、レディースクリニックへ行ってきました。目的は2つです。1つは、健康診断で引っ掛かった項目の精密検査(子宮筋腫や貧血等)。もう1つは、あろうことか、生理がだいぶ遅れているから。

 

生理は昔から重いほうですが、周期はほぼ正確で、ズレたとしても2〜3日程度。大幅に早まったり遅れたりしたことはありません。「ちょっと遅いな」とは思っていたけれど、退職を決めたりなんだりかんだりしているうちに、すっかり忘れてしまっていました。そしてふとスケジュール帳(毎月生理の日程も記録しています)を開いた時、「あれ? 7月は生理書き忘れちゃったんだっけ? …いや違う、来てないんだ! え、すっごい遅れてるじゃん‼︎    何で何で? めっちゃ怖いんですけどー(泣)!」と焦りまくり、すぐさま薬局へ。慌てているし生まれて初めて買うしで、どれが妊娠検査薬なのか全く分からない。結局店員さんに教えてもらい、帰宅してトイレへ直行。同封されていた説明書を穴が開きそうなほど読み込み、手順通りにいざ自己検査。結果が出るまでの1分間、緊張と不安と恐怖で吐くんじゃないかと思いました。「まだかなぁ。1分間ってこんなに長かったっけなぁ…」。検査結果は陰性。よ、よかったぁ〜‼︎(リアルに涙目)

 

なぜそこまで焦ったのかと申しますと──。

 

夫とはセックスレスというか、出会ってから今日まで一度も性交渉をしていないため、彼の子を身籠ることは絶対にあり得ません。セフレ的な存在もいないので、唯一可能性があるとしたら女風だけ。女風の利用は2月末から控えているけれど、緊急事態宣言が明けた6月、偵察がてら1回だけ利用しました。この日程が、恐ろしいことに計算上はピタリと合ってしまうのです。女風では本番行為は禁止されているものの、当日は双方同意のもと、それに近いことをしました(もちろん避妊ありきで)。ただ、使ったのはホテルに備え付けてあったコンドームだし、誠に失礼ながら100%信頼できるとは言い切れない。万一そうだったら困る!と思い、相当あたふたしてしまったというわけです。

 

さて、妊娠検査薬では陰性でしたが、「生理が来ていない」という事実に変わりはありません。急いで婦人科を予約し、詳しい検査をしてもらうことに。別の病院で受けた健診の診断書と、諸々が書き込んであるスケジュール帳を持って某レディースクリニックへ。女医さんに、「最後に性交渉したのはいつですか?」と訊かれて一瞬動揺したけれど、平静を装い“セラピストさんと会った日”を正直に答えました。「旦那さんと」とは限定されていないので、決して嘘はついておりません(汗)。そして診察台に向かう前、ショーツを脱いだら何と!うっすら血が付着しているではありませんか‼︎    生理とも不正出血ともつかぬ、ものすご〜く微妙な量です。布の向こう側にいる女医さんに、「先生、何か出てるみたいなんですけど…」と伝えると、「そのままで大丈夫ですよ。ちゃんと診ますから」との返事。何だかすみませんねぇ…。

 

しっかり診てもらうと、「あ、ちょうど始まったところですね。生理1日目でしょう」とのこと。続・よかったぁ〜‼︎    ただし、子宮筋腫は大小様々なサイズのものが複数出来ているし、貧血も「継続的な治療をしたほうがいいレベル」だそう。生理が重い原因も筋腫にあるかもしれないから、次回はMRI検査を受けることになりました。妊娠はしていないということで、その点についてはひと安心です。ホッ。

 

けれど、正直言ってめちゃくちゃ怖かった。「もし妊娠していたら…」と思うと、これまでにかいたことのないような、じっとりとしたイヤ〜な汗が出ました。診察後、先生は「生理周期が乱れただけだと思いますよ」と言っていたのでもう心配していないけれど、心臓にはすこぶる悪い。それから、複数の子宮筋腫と貧血。筋腫は妹が大先輩なので、まずは彼女から情報を得よう。貧血は、昔鉄剤を処方された際に体が受け付けず食事ごと吐いてしまい(2回とも胃液まで全部出た…)かなり辛かったため、どうしても苦手意識が抜けません。でも、今は鉄剤以外の治療法もあるそう。本腰を入れて、自分でも詳しく調べてみたいと思います。健康第一!