女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

“オトナのおもちゃ”に初挑戦

この4連休中に…といっても、現在無職なので個人的にはずっと連休ですが(笑)、久々に女風を利用してきました。6月以来だから、約3ヶ月ぶりですね。指名したのは、前回に引き続きE店・KIさん。実はKIさんを指名した翌月、生理が来ずにめちゃくちゃ焦り、妊娠検査薬のお世話になったため「別のセラピストさんにしたほうがいいかな」と一瞬迷いました。けれど「相手が誰であれ、妊娠の危険がある行為をしなければいいだけのことか〜」と思い直してすぐに予約。

 

余談ですけれども我が家は基本、事前に約束していない限り、休日は別行動です。私が出掛ける際、夫から「どこ行くの?」と尋ねられたことは一度もない。いつも「気を付けて行ってきてね」と送り出してくれるので、セラピストさんに会う時も、いちいち言い訳を考える必要がありません。その点、非常に助かっております。

 

さて、待ち合わせ場所に着くと、KIさんが「ハ~イ、久しぶり!」とラテンっぽいノリで(笑)明るく迎えてくれました。当日彼が着ていたのは、目にも眩しい純白のシャツ。イケメンでないと似合わないタイプのシャツだけれど、さすが、見事に着こなしている。ホテルまでの道中は、長年勤めた出版社を辞めたことや、夫とのこと等をかいつまんで話します。彼は前回のトーク内容も細部まで覚えている(或いは復習している)ので、大変スムーズに続きを話すことが可能。顔もイケメン、仕事ぶりもイケメン。嗚呼、素晴らしき哉。

 

ホテルに着くと、連休中のせいか結構混んでいます。ロビーで15分ほど待っている間に、「今日はいつもと違う感じがいいな」と提案。「今までやってもらったことないから、がっつりマッサージしてほしい。あと、おもちゃにも挑戦してみたい」と伝えました。「全然いいよ、バイブ2種類持ってきてるし。でも急にどうしたの?」と訊かれたけれど、「妊娠を回避するため」という真実を告げるのは面倒くさいから、「何となくそういう気分なんだよね」と答える。KIさんは「分かった、任せといて!」とにっこり。

 

入室後は、ベッドに押し倒されてキスの嵐。「あれ? これじゃいつもと同じじゃない?」と思いつつも、気持ちいいので特に抵抗せず。一通り私の体をまさぐり終わると、「今日はマッサージだよね。準備しまぁす♡」と再びにっこり。過去2回とも、彼はシャワーもマッサージもすっ飛ばして(笑)ただただエロスを貪るタイプの施術だったため、一度彼のマッサージを受けてみたかったのも本当です。

 

一口にマッサージといっても、指圧、パウダー、アロマといろいろある。「KIさんはどういうアプローチなのかな?」とワクワクしていると、「じゃあまずは服脱ごっか♪」と一枚一枚、丁寧に脱がせてくれます。今までは、ベッドの上で組んず解れつしている間に“気付いた時にはもう裸”という状態だったので(笑)、その優しい手つきが新鮮でした。下着一枚になったところで、突如跪き、おっぱいの谷間に顔をうずめてパフパフし始めるKIさん。「おっぱい星人だったっけ?」と尋ねると、「違うけど、◯◯(←私の名前)のおっぱいはすごく好き」との返し。毎度のことながら、ユーザーをメンタル面でも気持ちよくさせる技術に長けてるなぁと感心しきりです。

 

しばしパフパフした後、全裸になってうつ伏せに。「好きな香りとかある?」と言うので上体を起こして振り返ると、何と!10種類以上のアロマオイルがズラリと並んでいるではないか。アロマ大好きな私としては、これはかなり嬉しいサプライズ。全裸になる前に選ばせてくれたらなお良かったけれど、そこはまぁいいや(笑)。せっかくだから未知の香りをセレクトし、再びうつ伏せになります。

 

「始めるね」とオイルをまとった手で足裏に触れられた瞬間、これまでに感じたことのない心地よさに包まれました。KIさん、今日まで出会ってきた誰よりも、手の平の温度が高いです。触れられているだけでじんわり温かく、しかも男性なのに指がゴツゴツしておらず、ちょうどよいしなやかさ。私は普段からアロママッサージのお店に通っていますが、施術スタッフは全員女性です。私自身もそうだけれど、女性は末端冷え性の割合が高いから、手は冷たいことが多い。だからそういうものだと思っていたけれど、手が温かいとこんなにも心地よさが増すなんて。加えて彼、技術的にも相当上手い。普通のマッサージ店でも、何ら問題なくお代を支払えるレベルです。こんなことなら、もっと早くマッサージしてもらえば良かったなぁ(笑)。

 

そしてたっぷりほぐしてもらった後は、いつものようにあんなことやこんなことを致しまして、秘部が十分潤ったところでおもちゃの登場です。私は現在アラフォーですが、いわゆる“オトナのおもちゃ”の類は使ったことがありません。さして興味もなかったし、必要性も感じなかったから。ただ、女風だと本番行為は禁止されているので、指や舌だけで満足出来ないケースもあるとかないとか。従って、大抵のセラピストさんはおもちゃをスタンバイしています。前回「妊娠したかも…」という恐怖を味わったこともあり、その危険を回避する意味も込めて、あらかじめ「おもちゃを使ってみたい」と申告しておいたわけです、ハイ。

 

KIさんが用意してくれていたのは、膣内に挿入するタイプのものが一つ、好きなところに当ててブルブル振動させるタイプのものが一つ。両方試してみたけれど、結論から言いますと、どちらも全然気持ちよくありませんでした。「入っている」「振動している」と冷静に思うだけで、快感は少しもない。これはあくまで私の感想なので、快感を得られる女性もたくさんおられるでしょうが、私は「今後は謹んでご遠慮申し上げます」と言いたい気分(笑)。「申し訳ないけど、これちっとも気持ちよくないね。KIさんの指のほうがずっと気持ちいいよ」と言ったら、「それは嬉しいな。じゃあ指でするね」といつもの感じに戻りました。ただ、おもちゃでのプレイを経験できたこと自体はすごくよかったです。実際に試してみないと、気持ちいいかそうでもないかが全く分からないので…。

 

施術後は少しまったりして、一緒に入浴。ちなみに私は、彼以外のセラピストさんとお風呂に入ったことはありません(*2020年9月当時)。相手がKIさんじゃないと恥ずかしいし、他の方があれほどまでに優しく&丁寧に体を洗ってくれるとは思えないからです。でも、KIさんのことが好きだとか愛してるとかでは全然ない。例えるなら、美容師さんや普通のマッサージ師さんと似たような感覚でしょうか。「サービスに満足したから、次回もあの人にお願いしたい」と思って指名&予約する、単にそれだけですね。

 

いやはやしかし、彼の高度なアロママッサージ技術には度肝を抜かれたなぁ。顔よし、声よし、ボディーよし、エロス加減よし、プロ意識高し、プラス「普通のマッサージも上手い」となると、他のセラピストさんになかなか行きづらい(笑)。でも、次の機会にはKIさん以外の方を指名しようと思います。あまりにも続けてお願いすると、新鮮味や緊張感が薄れてしまうし、いろんなタイプのセラピストさんとお会いしたほうが、より一層楽しめますからね〜♪