女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

【コラム㉖営業LINE】

ここ最近、セラピストさんや各お店(※私が過去に利用したことのあるお店は計6店舗)からの営業LINEが増えてきました。数としては、5月(緊急事態宣言発令後、1ヶ月後〜1ヶ月半後くらいの間)以来の多さです。ただ、あの時はセラピストさん本人からだけ。それも「体調やメンタルは大丈夫ですか?」とか「この苦境を一緒に乗り越えましょう」的な、“営業LINEなんだけれどもこちらを気遣ってくれる文言”がほとんどだった。でも、昨今はストレートな内容が目立ちます。特にお店からのLINEは。


例えば、「◯月◯日まで割引キャンペーン実施中です‼︎   ぜひご予約を」とか、「◯月は◯◯(←セラピストの名前)感謝月間!  全コースに20分無料サービス付き」というような具合。これに関しては「しからば、すぐに予約を致しましょう」とは決してならないものの、「その期間中に利用したくなったら候補に入れようかな」くらいは思います。一応、頭の片隅に置いておく感じですね。


けれど、セラピストさんからの直球営業は、もんのすご〜く萎えます(あくまで私の場合です)。「お久しぶりです。元気にしてますか?」とか「また会いたいな♡」とかは、鉄板というか無難というか、いわば“普通の営業”なので特に何も思いません。「あぁ、ハイ。どうもお疲れさまです」ってなもんです(笑)。ただ、「今月厳しくて…」とか「予約してくれませんか」とかの文字を目にすると「あら残念。ご縁が切れましたね」と思い、黙ってスルーします。


私は、風俗…というより、世の中のあらゆるサービスは“ユーザーが求める時に、望むタイミングで利用するもの”だと考えています。大好きなカフェでも、お腹がいっぱいの時には立ち寄ろうと思わないし、その気がないのに「旅に出よ」と言われたとて、無理やり出掛けることは出来ない。女風も同じです。「触れ合いたい、癒してもらいたい」と望んでいない時に「予約して」などと懇願されても、「それはあなたの都合でしょ?」としか思えず、猛スピードで萎えてしまう。そのあたりを心得ているセラピストさんは、露骨な営業LINEなど送ってこないし、何なら連絡自体取りません。私も、やり取りするのはこちらから予約する時だけでいいと思っています。


それはそれとして、「割引キャンペーンを実施するってことは、また客足が遠のいてるのかな。いろいろ心配だな…」とは思います。このところ、全国規模(というか世界規模)で感染者数が増加傾向にあります。女風に限らず、再び、或いは更なる苦境に立たされる業種も出てくるかもしれません。私自身も気を抜かず、出来る対策は全てして毎日を過ごしたいです。「感染しない・感染させない」。改めて、それを強く意識して生活しなくちゃ!と思いました。