当たり前ですが、セラピストさんのタイプは実に様々で、十人いれば十通り。お顔はもちろん、雰囲気、ファッション、話し方、ユーザーとの距離感、施術方法…等々、似たような系統のセラピストさんはいても、一人として“同じ人”は存在しません。
その中には、「甘い言葉」を囁いてくれたり送ってくれたりするセラピストさんもおられます。甘さの度合いもいろいろで、2時間コースなら“きっちり2時間内だけ”の人もいるし、メールのやり取りからして激甘な人もいる。ちなみに、私の中では「カワイイね」とか「キレイだよ」とか「また会いたい」とかは甘い言葉のうちに入りません。いわばサービスの範疇といいますか、早い話がデフォルトですね。
「じゃあどういうのが甘いのか?」と問われたら、例えば「君が感じてる姿見てたらこんなになっちゃったよ♪」的なエロス方面とか(笑)、「他の人に触らせたくないな〜」「もう僕以外指名しちゃダメ」的な独占欲全開方面まで多種多様。対応としては私の場合、お相手が好みのタイプだったり、プレイの相性が良かったりした時以外は華麗にスルーするか、微笑を浮かべてYESともNOとも言わずやり過ごします。好きなタイプだったら、思いきり話に乗っかって会話を楽しみ、その後のプレイにも活かしたりするけれど、そうじゃなければ流すに限る。
「こんなになっちゃった」のは単なる生理現象か、もしくは普通に溜まっているかだし、「他の人云々」に関しては、独占したいのは私ではなく“私のお金”なので、そこのところを勘違いしてはロクなことになりません(笑)。
ただし、そうと分かって話に乗っかるのはものすごく楽しい。「え〜、どうしよっかなぁ」とか「そうなの? だったらむしろ、今度ダブルセラピ(←ユーザー1人に対してセラピストを2人つけること)してみる?」とか、“嫉妬煽りプレイ”みたいなことも出来ます。そうすると「どうしよっかなって何⁉︎ 次は僕じゃない人指名するってコト?」とか「ダブルセラピなんて絶対ヤダ! なんでそんな意地悪言うんだよ〜ぅ(泣)」とか展開していって面白い。もちろん実際に嫉妬しているわけじゃなく、“嫉妬しているフリ”ですけれども、お互い泡沫と分かってする遊びというのは、あとくされがないせいかめちゃくちゃ楽しいんですよねぇ♡
さてさて。あくまで私の経験上ですが、優秀なセラピストさんは、そのあたりの線引きが割とはっきりしていることが多い気がします。甘い言葉を囁くのはコース時間内だけで、それ以外はビジネスライク。変に引きずらせないし、夢を見させすぎない。
ユーザーの中には、気持ちの切り替えや割り切りが不得意だったり、“かりそめの台詞”に耐性がなかったりする方もいらっしゃると思います。「甘い言葉」をその場で楽しむのは全く問題ないですけれど、それらを鵜呑みにしたり、後で反芻したりしないことをオススメ致します。度が過ぎると、相手に依存してしまったり、いつの間にかコントロールされてしまったりする結果を招く可能性も否定できないからです。やはり女風は、ほどほどの頻度、そしてほどほどのハマり具合で利用するのが得策かと思います、ハイ。