女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

ワクチン狂想曲

新型コロナウイルスのワクチン、皆さまはもう接種されたでしょうか? 私の勤務先は中小企業なので、本来なら順番が回ってくるのはまだまだ先と思われます。されど先日、クライアントさんよりお知らせが届きました。「ワクチン接種のご案内」的なメールです。


そのクライアントさんは、従業員数1,000人には満たないものの、大変歴史ある&名の知れた会社。来週月曜(21日)から実施される“職域接種”に参加するのことで、弊社を含む取引先にも「ご一緒にいかがですか」とお声掛けくださったというわけです。


ワクチンを打つか否かは、もちろん個人の自由です。弊社社長からも「ウチは会社としてこうする」という決定事項を通達されたのではなく、あくまで「個人としてどうしたいか?」を一人ひとり訊かれました。


私は「ご厚意には感謝しますが、遠慮させて頂きます」と即答。理由は、①アレルギー体質だから(花粉症のほか、特定の食物に強いアレルギーがある)、②職場で一斉に接種し、うち何割かに副反応やアレルギー反応が出た場合、数名が同時に休むことになる→つまり、弊社の従業員数では仕事が回らなくなる、③ワクチンの安全性・信頼性が、現時点ではまだよく分からないから。以上の3点です。


ちなみに、社長がうっかり口を滑らせた(笑)のですが、「接種を希望したのは2人だけ」とのことでした。へぇ、思ったよりずっと少ないなぁ。だったら②は該当しないことになるけれど、それを差し引いても「今すぐワクチンを打つ」という選択はやはりしません。アレルギー反応が出た時の苦しさ、辛さといったら、「いっそ死んだほうが楽なんじゃ…」という思考に陥りそうなほど、本当に本当にしんどい。


昔、自分が“◯◯(←ある食物)アレルギー”だと知らずに食べてしまい、三日三晩のたうち回った経験があります。普段ポジティブな私でも、「この苦しみはいつ終わるのか? ひょっとしたら永遠に続くんじゃないか?」とめちゃくちゃネガティブ&弱気になりました。だから、アレルギー反応に対する恐怖心がいまだに拭えません。必ず起きるとは限らないけれど、起きないとも限らない。であれば、私は“なるべく起きない道”を選びたいです。


それはそうと、「学校や病院等で“ワクチンを打たない人”への差別やハラスメント、『打て』の同調圧力が横行」という内容の記事を読みました。人間って本当、賢いのか愚かなのかさっぱり分からない生物ですよね。未知なるウイルスのワクチンをも開発できる能力を持ちながら、開発出来たら出来たで、今度はそれを巡って醜く争う。買い占めてみたり、打つ打たないで差別してみたり。何というか、自ら望んで“破滅への階段”を上っているような気さえしてきます。どこまで行っても、利権争いや差別ってなくならないものなのかなぁ。激烈メンドクサ…。