女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

千里眼

コロナ禍となって以降、「自宅以外ではマスクをつけるのがデフォルト」の生活が続いていますね。最早人前でマスクを取ることが恥ずかしく感じられるほど、“自分の顔の一部”のようにも思えてまいりました。おかげさまで肌トラブルや息ムレなどもなく、長らく快適なマスク生活を送ってきたのですが、約1週間前からちょっとした変化が。

 

それは、顎付近の首…つまり“マスクの最下部が触れる部分”の肌がやや荒れる+微妙に痒いという点。当然、毎日その上からマスクをすることになるため、患部に当たり続けてしまい、日を追うごとに荒れ&痒みが増している気がします。これが結構…いや、だいぶシンドイんですよねぇ。無意識のうちに指で触りそうになってしまうし、仕事中も“普段より集中力が落ちている実感”が大アリ。「マズイな〜」と思いつつも、諸々の業務がたまっていて皮膚科へ行く時間が取れません。

 

そこで過日の昼休み、会社から少し離れたところにあるドラッグストアへ。一番近いドラッグストアはこぢんまりしたお店なので(普段使いには十分ですけどね)、規模が大きく品揃えも豊富なお店まで、噴き出る汗を拭いながら足を伸ばしました。マスクトラブルに悩むユーザーが多いのか、店内にはワセリンやら「マスク使用での肌荒れ対策に」と謳った塗り薬やらが、かなり広いスペースを取って並んでいます。多すぎて迷った&選べなかったため、店員さんに症状を話し「何か良い薬はありますか?」と質問。すると店員さんは、「それはお困りでしょう」と深く頷き共感した上で、次のように答えてくれました。

「もちろんお薬もいいんですけど、その前にマスクを変えてみてはいかがでしょうか。失礼ですがお客さま、いつも同じマスクをお使いではありませんか?」


え、店員さん…貴方もしや千里眼なの???


まさしくその通りで、私は自分が気に入ったもの、使い慣れたものばかりを購入しており、“違うマスクを試してみる”という発想が全くありませんでした。「案外、素材やサイズ、あとは形状を変えるだけで『荒れなくなった』という方も多いんですよ。それとワセリン等がお肌に合わない場合もありますので、まずは別のマスクをいくつか買ってみるのがオススメです」。へぇ、そうなんだ! 確かにワセリンや塗り薬を使った経験はないから、自分に合うかどうか分からないうちに薬品を買い揃えるのは早計かもしれないよなぁ…。ん? その前に「形状」って何だろう? マスクの形って、プリーツ型・立体型・長方形の3つじゃないのかしら。不思議に思いつつ、マスク売り場へ移動すると──。


うわぁ、めちゃくちゃ種類がある〜♡ そして、店員さんが言っていた「形状」の違うマスクも発見。大げさに描写するならば、下1/4くらいがカットされたような形(*メーカーさん的には『小顔カット形状』と名付けているっぽい)のものが陳列してあり、「これだったら、ある程度プリーツを広げても患部まで届かなそう」と直感。他にも、小さめサイズや子ども用サイズなど、計4種類を買って全て試してみました。


するとどうでしょう。『小顔カット形状』だと本当に顎先までしか届かないから、全然荒れない&痒くないのです! 何てありがたいの〜! ひょっとしたら、今までにも同マスクを売り場で目にしたことはあったのかもしれないけれど、私ってば“愛用のマスク”以外は見ようとすらしていなかった可能性も…(汗)。「何に対しても、広い視野を持つことは大変重要なのだなぁ」と実感した次第でございます。


兎にも角にも、千里眼の店員さん(笑)に「あれから痒くなくなりました、ありがとう♡♡♡」と伝えたいな。近いうち、あのお店へまた行こうっと♪