女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

嗜好品

何度かお伝えしている通り、私は現在、休職して自宅療養に励んでおります(※病名は控えますが、かなりの重症でした。ちなみにコロナではありません)。経緯としては、9月上旬〜下旬にかけて入院→10月半ばに経過観察と簡易検査→11月半ばに大掛かりな検査(最終検査)という感じです。


そして先日、最終検査の結果を聞きに病院へ行ってまいりました。医師の診断は見事、「異常なしです。完治とみていいでしょう」。う、嬉しいぃぃ(感涙)! 今後は「通院不要、食事制限も解除、全ての運動OK」だそうで、「体力作りのためにも、しっかり食べて体もたくさん動かして、来たる職場復帰に備えてくださいね」との指示をいただきました。


いやぁ、心底ホッとした〜。良かったです、本当に。病院の皆さま、諸々ありがとうございました! ただし、食事制限がなくなったとはいえ、この先も暴飲暴食は避け、“出来るだけ体に優しいもの”を口にしていきたいと考えています。何事も、注意を払うに越したことはありませんからね。


さて。退院時に担当医より「当分の間、控えてください」と言われていたもの。それは、①生もの(魚介類および生野菜)、②お酒・たばこ、③香辛料、④珈琲。先生曰く、「①と②は絶対」で、「③と④は絶対じゃないけどなるべく」というお話でした。①=調理法を工夫すればよいだけなので問題なし、②=もともと飲まない&吸わないため関係なし、③=「大好きなカレーや豚キムチを2ヶ月弱我慢する」という拷問(泣)に耐え抜けばクリア。問題は④です。


要は「カフェインの摂取量を抑えろ」ということなのですが、何を隠そう、私は大の珈琲好き&お茶好き。自宅でも職場でも、大抵珈琲・紅茶・緑茶・麦茶のいずれかを飲んでおり、麦茶以外には全て、がっつりカフェインが入っています。されど、「常に水か麦茶」で過ごすのは、どう頑張っても無理だろう(禁断症状が出てしまうだろう)と判断。よって、様々出回っている“ノンカフェイン商品”を片っ端から試してみますれば──。


いやいや、全然美味しいんですけど〜♪ 特に紅茶は、種類(フレーバーティー等)もめちゃくちゃ豊富だし、味だってすごくいい。正直、いつも買っている某メーカーの茶葉と、何が違うのか分からないほどに美味しいと感じました。なので、今後もノンカフェインを選ぼうかなと思っています。キッチンに、いろんな味のノンカフェインティーがまだまだたくさん残ってるし(笑)。


けれど、珈琲は違いましたねぇ。病院からの帰り道、「いざ解禁♡」と胸を躍らせながら喫茶店へ。香りを味わいつつ、カップに注がれた珈琲をひと口飲んだところ…思わず泣いてしまいそうなくらい美味しかった。“プロが淹れてくれたから余計に美味しく感じた”というのは当然あるでしょうが、それを差し引いても、ノンカフェインとは明らかに異なります。何だろうなぁ、風味の違いなのかなぁ…。「家でもこれを飲みたい」と強く思い、そのお店のオリジナルブレンドをすぐさま買い求めたのでありました。


その日以降、珈琲は普通のもの、紅茶と緑茶はノンカフェインのものを飲むようにしています。まぁ、あまり制限しすぎても精神衛生上よろしくないと思うし、単純に自分が「美味しい」と感じるほうを選んだだけなんですけどね。


ところで。私はこれまで、医師から正式に禁止されているにもかかわらず、“お酒やたばこがやめられない人”、もしくは“やめようとしない人”の気持ちが理解できませんでした。でも、今回の経験で「嗜好品を断つっていうのは、想像以上に難しいことなんだなぁ…」と身をもって実感。気軽に「お酒、少し控えたら?」とか「お金ないなら、まずはたばこやめればいいじゃーん」とか言うもんじゃないな、と思いました、ハイ(笑)。