女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

【コラム㊾お客の数】

初回指名で意気投合したセラピストさんや、絶賛リピート中のセラピストさんにぶつける、“私の中の定番質問”がいくつかあります。そのうちの一つが、「一日で、最高何人のお客さん取ったことある?」。

 

私が聞いた中での最多は「7人」、最少は「1人」、平均は「2〜3人」という結果でした。

ただ、「7人」という回答は、先日お世話になった“元AV男優”のセラピストさん(←詳細は女風体験記「おもちゃ職人」を参照願います)なので、一般的な例とは言い難いと予想致します(※男優さんは、尋常ではない数の絡み現場を経験してきているため、普通のセラピストさんとは恐らく“感覚”が異なるでしょうから…)。よって彼を外させてもらいますれば、最多は「4人」。

 

さて、私がこの質問をする意図。それは、単純に「最高何人?」に興味があるというのも嘘ではないけれど、本当に知りたいのは“その後に続く言葉”です。

「4人取ったことあるけど、やっぱり体力的にキツかった。一人ひとり…特に最後のほうのお客さんにちゃんと向き合えてない感じがしたから、理想は2人までかな」

「俺さ、この仕事始めた時から『一日一組限定』って決めてるんだよね。それをずっと守ってる」

「予約が集中しちゃった日でも、自分が頑張れるギリギリの数(*このセラピストさんの場合は3人)までは受けてます。だって、お客さんは“その日”に会いたくて連絡してくれてるわけだから、なるべく希望に沿いたいじゃないですか?」

 

どれが良いとか悪いとか、言っていることが全て真実かどうかとかではなく、“受け答えそのもの”の中に、各セラピストさんのスタンスや考え方が如実に表れるなぁと思っています。言葉のどこかに共感ポイントがあったり、「長いお付き合いが出来そう♡」と感じたりできて面白い。ちなみに私は──

①各お客さんとじっくり向き合うタイプ

②次のお客さんの施術開始時間まで、ある程度幅を持たせている(要はスケジュールの組み方に余裕がある)タイプ

…が好きなので、リピート指名しているのは「一日1人もしくは2人のお客さんしか取らない」セラピストさんが多いです。

 

しかしながら、物・人に依存しやすい方や、貢ぎ体質の方、はたまた「沼りそうな予感しかない…」という方は、あらゆる面でドライなセラピストさん、トークにそれほど重きを置いていない(=プレイのみに集中させてくれる)セラピストさん、いい意味で淡々と、流れ作業的に施術するセラピストさん等を選ぶと安心かもしれません。

あくまで私の経験上なのでサンプル数は劇的に少ないですが(汗)、じっくり型のセラピストさんは、ユーザーとの距離がものすごく近かったり、誤解を恐れずに言えば、“合体率”も高い傾向にあるような気がします。つまり、そういった関係性を望んでいないユーザーさん、或いは「メンタル面は二の次。とりあえず今は、サクッと性欲を処理しておくれ〜!」と思っているユーザーさんにとっては、「そこまでガッツリ向き合われると、何かちょっと面倒くさいな」と感じてしまう可能性も無くはございません、ハイ(笑)。