女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

《小噺 一. 月のもの》

皆さまは、「月のもの」が来ている最中に、女風を利用した経験ございますか? 私は一度もありませんでしたが、この年末、図らずも初体験することと相成りました。普段の周期よりも数日早く、生理がやって来てしまったからです。

 

生理が始まったのは、予約前日の深夜。

「今からキャンセルした場合、結構な金額(キャンセル料)が掛かっちゃうなぁ…。それにめっちゃムラムラしてるから思いきりイチャつきたいし、セラピストさん達は仕事柄、そういう(=生理中の)ユーザーの扱いにも慣れてるはず。とりあえず、身を委ねてみよう」

そう考え、当日の朝、セラピストさんにメールを入れました。

「予定より早く、月のものが来ちゃったの。だから今日はまったり過ごしたいな」

「了解! もし体調悪くなったらすぐ言ってね。マッサージとハグ、い~っぱいしよう♡」

 

待ち合わせ場所に着くと、「大丈夫? おなか冷えてない? あったかいドリンク買っていこっか」と気遣ってくれます。ホテルの部屋に入ってからも、まずは隣に座ってお茶を飲みつつゆっくりトーク。シャワーを急かすこともなく、“じっくり話を聴くからね”という態勢を取ってくれて嬉しかったな。ホッとするし、安心できる。

 

シャワー後は、下着+ガウン姿でベッドに寝転んでウトウト。私は日頃から「本当によく寝る人」だけれど(笑)、生理中は眠気が倍増していつも以上にたくさん寝てしまいます。シャワーを終えたセラピストさんがバスルームから出てきても、眠すぎて&若干ボーッとして、その気配を察知することさえ出来ませんでした。

「あ、結構辛い? 大丈夫?」

「薬飲んだから平気だよ。ただただ眠いだけ~」

「なら良かった♪ 何から始める? マッサージ?」

「ううん、ハグがいい♡」

 

ベッドの上で向かい合って座り、ハグしたり、軽いキスや笑顔を交わしたりする。それだけでとっても落ち着くし、何やらほわほわした感じ…端的に言えば、「幸せな気持ち」「満たされた感情」に包まれました。別に彼を愛しているわけじゃないのに、“温もりの力”というのはスゴイというか、実に偉大なものですねぇ。

 

やがて「そろそろマッサージ始めよっか。うつ伏せになれる?」と促され、ガウンとブラを脱がされます。この時彼がしてくれたのは普通のマッサージなのだけれど、う~ん、何だろう? 生理中で諸々敏感になっているのか、はたまた性欲自体が高まっているのか、どこを触られてもめちゃくちゃ気持ちがいい。軽いキス→激しめのキスへと変化していくと、恥ずかしながらカラダが疼いて仕方ありません。性感マッサージへ移行する前に、既にムラムラがMAX状態です。どうしよう…。

 

結論を申し上げますれば、私もセラピストさんも過去イチくらい気分が盛り上がってしまい、ひとまずホテルへ迷惑を掛けないよう(=ベッドを汚さないよう)浴室へ移動。ラブホテルのバスルームって、照明はエロいし声は反響するし、全くもってけしからんですね!(←褒めてます・笑) おかげで、あんなこともこんなことも致してしまいました♡♡♡ ただし、生理中はいろいろな感染症のリスクが上がったりしますゆえ、兎にも角にも清潔第一&無理は禁物です。生意気ながら、皆さまにも“それを十分考慮した上でのプレイ”をオススメしたいと思います。例えば、普段あまりやってもらわないような「“秘部以外”への入念な愛撫」とか「全身くまなくフェザータッチ」とか、逆に「ユーザー側から大胆に攻めちゃう」とかも楽しいですよねー♪

 

そんなわけで、「ムラムラMAXまで行ってしまったら、私という人間は全然我慢できない」ことがよ〜く分かった一日でございました。2021年の女風納めは、“己の性欲”に正面から向き合った…いえ、向き合わざるを得ない感じの仕上がりとなりましたねぇ、ハイ(笑)。