女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

《小噺 九. ダブルセラピスト》

下記は、カテゴリー/女風コラム【コラム㉝コースいろいろ】からの引用です。

『女風の「各種コース」や「時間」は、料金と合わせてどのお店も公式ホームページに詳しく掲載してあり、大変バラエティー豊かです。私が利用したことのあるお店(計6店舗。以下順不同)では、デートコース、施術コース、お泊りコース、旅行コース、3Pコース(ダブルセラピストやカップル等)のほか、撮影が出来たりだとかSMっぽいことが出来たりだとか、様々なオプションも用意されている模様。私はデートコースと施術コースしか利用経験がないけれど、興味津々なのはダブルセラピストコース。いつの日かチャレンジして、めくるめく快感とゴージャスさを味わってみた~い!』

 

この投稿は2021年4月のものですが、以降もデートコース及び施術コース以外は利用したことがありません。ある一時まで「ダブルセラピスト(※以下ダブルセラピ)コース、ぜひとも体験してみたいなぁ♡」と願っていたけれど、現在は「機会があれば」くらいの気持ちに変わりました。

 

今更ですけれども、私は多分、セラピストさんに沢山の質問をぶつけるタイプのユーザーだろうと思います。長年記者をやっていたこともあり、「興味のある人物や事柄について詳しく知りたい」という欲求が非常に強く、質問事項が次から次へと出てきてしまう(笑)。よって、ダブルセラピについてもいろんなセラピストさんに尋ねてみたのですが、端的に言うと、反応はなかなかに芳しくごさいません。

 

そもそも、プロフィールに「ダブルセラピNG」と明記している人も少なくないですし、「絶対NOではないけど(ダブルセラピの)経験はない」という人も結構多い。現在数名いる“お気に入りセラピスト”さん達も、ほとんどが「積極的にやりたいとは思わない」と言います。理由は様々。

「男の裸を近くで見るのもイヤだし、俺の裸…っていうか、君とプレイしてるところを他の男に見られるのはイヤだ」

「女性2人+僕っていう組み合わせなら全然いいよ。でも、逆は遠慮したいかな。知ってると思うけどさ、僕攻められるのも大好きだから♡」

「他のセラピストって、いわば全員ライバルなわけじゃん? わざわざ手の内明かしたくないよ(笑)」

「俺の性格上、他の男が一緒だと、競争心とか対抗心とかが生まれちゃって、施術に集中できない気がするんだよね。だからダブルセラピはNGにしてる」

「何回かやったことあるけど、正直、そんなに良いもんじゃなかったな…。お客さんは楽しんでくれてるっぽいから、その点では満足してるけどね」

「僕は、常にお客さんと『1対1で接したい』と考えています。その瞬間だけは恋人同士だと思っているので。ですから、すみませんが複数での施術はお断りさせてもらっています」

 

どれも納得というか、「なるほどな~」と深く頷ける返答ばかりでした。中には、「ダブルセラピだと、いつもの半分の仕事で済むからラッキー!」とか、「何人でも同じ。俺らは“お客さんが望むこと”を提供するだけ」とかの意見の人もいますが、私がリピートしているセラピストさん達は、明確な理由や信念があって「積極的でない」人が多かった。であれば、彼らの常連客である私自身も、純粋に楽しんだり満喫できたりする可能性は低いかも…と予想できます。

 

彼らの話をあらかた聞いた後で、「ダブルセラピストコースを予約した際」のことを至極具体的にイメージしてみました。すると確かに、あまりしっくりこない感じがしたのです。

まずは〈お気に入りの中から、同じお店のセラピスト2人を選んで、ダブルで施術してもらう〉──これ、私サイドもイヤというか、何とも言えない気恥ずかしさ&抵抗感があるなぁ(汗)。ちょっと違うけど、敢えて例えるなら“元カレ同士が鉢合わせしてしまった時”のような心持ちでしょうか。かと言って、〈お気に入り+初指名〉の組み合わせだと、距離感や親密度に差が出てしまって恐らく気まずい。当然、〈初指名+初指名〉は相当リスキーです。会ってみたらどちらもタイプじゃなかった場合、それこそ目も当てられないし、第一、初対面の男性2人とホテルに行くなんて怖すぎる。当初は“ダブルセラピスト”という言葉の響きだけで「めちゃくちゃ楽しそう♡」とワクワクしていましたが、実際にはそうでもない可能性が高いような気がしますね、ハイ。

 

そんなわけで、「ダブルセラピは機会があれば」という考えに変わったのでありました。もしも気持ちに再び変化が訪れましたら(笑)、当ブログにてご報告をば致しま〜す♪