カワイイ系のセラピストさん(*仮にAさんとします。ちなみに新規指名です)とのプレイ後、ベッドで密着しながらしばしウトウト。すると彼が、「ねぇねぇ、腕枕してほしいな♡」と甘えてきます。
「えっ⁉︎ 私がする側なんだ?」
「うん! ダメ?」
「ダメじゃないよ。ダメじゃないけど、されたことはあってもしたことないから驚いちゃって」
「あ、そっか。僕ね、実はバイなんだ。受け(=ネコと同義語で、いわゆる挿入される側)だからなのか、終わった後は腕枕してほしくなっちゃうんだよねー」
「へぇ、Aさん受けなんだ。そりゃあ挿れるのも挿れられるのも味わえて、人生得してる感じっていうか、すっごく楽しそうだなぁ」
「うん、めっちゃ楽しいよ!」
満面の笑みでそう返すAさんに、生まれて初めて腕枕をしてみます。
「ハイ、どうぞ」
「お邪魔しまぁす」
左で腕枕をし、右手は彼の艶やかな黒髪をなでなで。
「わーい、いい子いい子されてる〜♪」
「Aさんは実際いい子なの?」
「基本いい子、たまに悪い子、かな(笑)」
「非常に正直でよろしい(笑)」
…みたいな会話をしつつ、数分間の“腕枕タイム”を過ごしたのでありました。
感想としては、全然悪くないというか、むしろとっても良かったです。自分が相手を抱いたような気分になれたし(笑)、「どれくらい腕が痺れるのか?」も経験できた。
痺れ具合を知らなかったとはいえ、歴代の彼氏たちに「朝まで腕枕してー♡」とかねだっちゃって悪かったなぁ。人間の頭部って、あんなにも重たいものなんですね…(汗)。