過日無事に迎えた、41回目の誕生日。当日は夫…ではなく、“お気に入りセラピストさん”とエロい時間をたっぷり過ごしてまいりました。
セラピスト・Aさん(仮名)には、誕生日の1週間ほど前に連絡してスケジュールを確認。普段は前日か、どんなに早くても2〜3日前に予約を入れる感じなので、Aさんも「いつもより早いね」と驚いていたっけ。私自身も妙にドキドキ・ソワソワしたと言いますか、かなり新鮮な気持ちだったなぁ。「たまには予約時期を変えてみるのもアリ」と思いました。
私は、付き合いが長いセラピストさんであっても、相手の誕生日も訊かないし自分の誕生日も教えません。思いきりプライベートな情報だし、何か特別なこと(プレゼント等)を求めたり求められたりするのが面倒だからです。セラピストがユーザーに「誕生日いつ?」と尋ねる目的は、そのほとんどが「あなたは?」と訊き返されることだと認識しておりますゆえ、そんなものは適当に誤魔化すに限ります、えぇ(笑)。
でも、自分の中だけで楽しむのは自由です。
「夫がいるのに、誕生日当日に他の男性と会うなんて。めちゃくちゃエロいことするなんて。んふ、卑猥だわ〜♡♡♡」
…と約1週間、存分に妄想を繰り広げられてすごく楽しかった。もちろん相手は女風のセラピストさんであり、あくまで“お仕事”として私と会うわけなんだけれども、今回そうじゃない設定(例えば社内不倫とか、偶然知り合った人との火遊びとか・笑)で想像を膨らませたら、思いの外楽しめたんですよね。こういう妄想、またしてみようっと♪
さて。Aさんには別段何も告げず、いつもと同じように過ごしたのですが、プレイ途中で気が変わったというか、自分でも予想していなかった感情が溢れ出しました。
「夫はプレゼントも買ってくれるし、一緒に祝ってもくれるけど、この先も多分、『誕生日おめでとう』って抱きしめてくれることはないんだろうなぁ…」
夫とは、セックスはもちろん、キスやハグも随分前からありません。指にも手にも、腕にさえ触れていない。その現実を思い出して急に寂しくなったのか、思わず言ってしまったのです。「ねぇ、ぎゅーーーっとして」。
「こう?」
「もっと強く」
「え、痛くない?」
「いいからもっと」
「うん。…もしかしてさ、何かあった?」
「実は今日、誕生日なんだ。だから誰かに抱きしめられたかったの」
「そっか、おめでとう‼︎ 先に言っといてくれれば、ケーキくらい用意したのにな」
「あ、ケーキは旦那が買ってくれるから大丈夫」
「もう! 何だよそれ(笑)」
「ごめん、ごめん(笑)。ありがとね。でも私、こうやってぎゅーっとしてくれるほうが何倍も嬉しいよ」
「分かる。ハグっていいよね、落ち着くし」
「ね〜。幸せ感じる♡」
「俺も〜♡」
Aさんの言葉には虚実が混在している…というより、断然“虚”のほうが多いけれど、正直そこはどうでもよい(笑)。私がハグによって幸せ=温もりやら安らぎやらを感じているのは紛れもない事実だし、その幸せを提供してくれているのが彼であることも同じく事実です。まぁ、相手は別に彼でなくともよいのですが、初指名のセラピストさんだとセレクトミスの可能性があるから、こういう時は慣れている人のほうが安心ですね。
そんなわけで、“女風の存在のありがたさ”をしみじみ感じた一日でした♪