女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

《小噺 二十八. “オトナのおもちゃ”の注意点》

以前投稿した記事【女風コラム㉘コンドームのススメ】を覚えておられますでしょうか? 概要を説明しますと、「セラピストさんとプレイする際は(本番の有無にかかわらず)コンドーム必須」という感じの内容でございます。

けれど、コンドームが必須なのは、生身の人間に限った話ではありません。相手が機械…つまり“オトナのおもちゃ”であっても同様です。

 

私が初めて“オトナのおもちゃ”を使ったのは、2020年9月。プライベートでも女風でも、おもちゃの類とは縁がなかったため、使用はおろか見るのも触るのも初。担当セラピスト・KIさんに、スイッチの入れ方や振動の種類、持ち運び方法からお手入れの仕方まで、根掘り葉掘り訊きまくりました。何せ初めてですから、全てにおいて「へぇ~」とか「なるほど!」とか感心することばかり。中でもとりわけ勉強になったのが、“おもちゃにもゴムを装着する”という点です。

 

KIさんは、「(おもちゃは)お客さんのデリケートな部分に当てたり挿れたりするもの。もちろんその都度しっかり洗ってるけど、ゴムをつけたほうがより清潔だし、お客さんも安心できると思うんだよね。だから、おもちゃを使う時は絶対にゴムをつける」と語っていました。

後々気付くのですが、全員が全員、「おもちゃにもコンドームをつける」というポリシーを持って女風の仕事をしているわけではありません。ゆえに、おもちゃ初利用時のセラピストが優秀というか、諸々ちゃんとした人・KIさんで本当に良かったしラッキーだった。「もし、ゴムをつけないタイプのセラピストに当たっていたら…」と考えると恐ろしいです。己の知識不足もさることながら、現状、注意喚起自体が十分ではないように感じます。


さて。いろんなことが気になった私は、後日、自分なりに調べてみました。深掘りすればするほど、「“おもちゃを使うならコンドームがマスト”というのは当然だ」と思うように。主な理由は以下の通りです。

1. 感染症予防

バイブやディルド等、膣内に挿入するおもちゃは雑菌による感染症のリスクがある。まして、セラピスト準備によるおもちゃは不特定多数のユーザーが使うのだから、個人で利用するよりもリスクはずっと高い。

2. 劣化や故障を防ぐ

“防水”と謳っている商品でも、愛液や潮、ローション等で濡れた状態が続けば、劣化や故障の原因となり得る。劣化したおもちゃは、突如熱を帯びたりすることもあるため非常に危険。

3. 膣やバストトップを保護する

おもちゃに使われている素材は、基本的には硬いものが多い。よって、コンドームがクッションとなって質感を滑らかにしたり、潤滑油的な役割を果たしたりして、膣やバストトップを保護してくれる。

 

上記のような点から、女風でおもちゃを使用する際は、「必ずコンドームをつけること」を強く強くお勧め致します。また、プライベートで使う場合も同じです。今は、おもちゃ専用のコンドームだったり、ケア用品(クリーナーや洗浄スプレー等)だったりも種類豊富。アダルトグッズショップのほか、ネットでも気軽に入手できますので、おもちゃと一緒に購入すると心強いかと思います。

というわけで。“オトナのおもちゃ”を使うなら、出来る限り清潔な状態を保ち、安全に&安心して気持ちよくなりましょうね♡