女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

晩婚主婦の日常譚。たまに猥談あり。

アラサーの性欲、アラフォーの性欲

1月スタートのアニメやドラマが、各局ぼちぼち始まりましたね。紹介したいアニメについて語り出すと、大変な長文になってしまう予感しかありませんから(笑)またの機会に綴ると致しまして、今回はドラマのお話を。

 

私が今期視聴を予定していたドラマは、合計4本。「東京サラダボウル」(1/7スタート。火曜22時~ NHK)、「マイ・ワンナイト・ルール」(1/7スタート。火曜深夜24時半~ テレビ東京系)、「それでも俺は、妻としたい」(1/11スタート。土曜深夜24時55分~ テレビ大阪、同深夜24時~ BSテレ東)、「バニラな毎日」(1/20スタート。月・火・水・木曜22時45分~ NHK)。

4本中2本が“性”にまつわる作品のため、ご興味のある方もいらっしゃるのではと予想致します。ゆえに、そちらの内容をご紹介させてくださいませ。

 

まずは「マイ・ワンナイト・ルール」。なかおもとこさんの同名漫画を原作としており、ごく普通の会社員・成海綾(足立梨花さん)が主人公。綾は現在33歳で、25歳の時に別れて以降彼氏はナシ。何と!8年もの間性交渉をしていません。しかしながら、最近性欲が増してきて「セックスしたくてたまらない」と悩んでいます。ふとしたきっかけから「ワンナイトで性欲を解消する手もある」と気付いた彼女は、“ワンナイトする上でのマイルール”を作って…というのが大体のあらすじ。

 

第1話を視聴したのですが、正直な感想としては「私はもういいかな~」という感じ。主な理由は、①想像していた展開と違った、②「性欲解消なら女風でできるじゃん」と思った、の2つです。

①については、タイトルのイメージから、もっと動物的にサクサク…つまり1話完結型で、「いろんなタイプの男性とワンナイトを楽しむ女性が主人公なのかな? だったら面白そう!」と思っていたんですよね(←自分の中で勝手に・笑)。なれど1話を観る限り、そういう雰囲気ではありませんでした。②については読んで字のごとくなんですが、「いや、確かに昔は自力で探すしかなかったかもしれないけど、今は風俗という選択肢があるでしょうよ」と思ってしまった。様々なリスクを背負って素人男性に絞る意味が分からないというか、「プロに頼めば早い・確実・安心なのにどうして?」と(笑)。

 

ただ、「性欲は男性だけのものじゃない。女性にだってある」とはっきり述べているところは強く共感できました。

自分が25~33歳だった頃を振り返れば、毎晩のように彼氏とラブラブいちゃいちゃ(笑)していたし、望めばすぐセックスできる環境にありました。アラフォーとなった現在でもそこそこ性欲はあるのに、アラサーの若さで何年にもわたって“セックスゼロ”というのは相当キツイ気が…。それこそ、連日ムラムラと悶々が止まらないのではないでしょうか。だから「セックスしたくてたまらない」という気持ちは痛いほど分かります。そんな時、私は女風一択でございますよ♡ 当然、風俗に対して抵抗がある方も大勢いらっしゃるでしょうし、人によっては盛大に沼る可能性等もありますので、女風の利用を推奨したり促したりするようなつもりは全然ありませんけどね。

 

続きまして、「それでも俺は、妻としたい」。こちらは男性目線の作品で、足立紳さんの同名小説が原作。不惑を過ぎてもいまだ芽が出ない脚本家・柳田豪太(風間俊介さん)が、バリバリ働く妻・チカ(MEGUMIさん)に夫婦の営みを拒否される&罵倒されまくるお話です。

原作小説「それでも俺は、妻としたい」(足立紳著/新潮文庫刊)の表紙です。文庫=737円、四六判変型=1,650円、電子書籍=693円で各種発売中

 

小説の発表は2019年。足立さんによれば「自伝というより体験談」だといいますから、実録ものに近い作品なのかもしれません。ドラマ化にあたって、脚本はもちろん監督も務められたそうで、「リアリティを出したくて、2ヶ月間の撮影は(セットではなく)我が家で行った」と何かの記事で読んで驚きました。原作は未読なのですが、足立さんが脚本を手掛けられたNHK朝ドラ「ブギウギ」(*脚本家・櫻井剛氏との共作。2023年放送)がすっごく良かったので、個人的にかなり期待しているし、今夜の初回放送を楽しみに待っておる次第です。

豪太は現在42歳で、チカとの間に息子が一人います。稼ぎがない分、家事だったり息子の送迎だったりを積極的にやっているものの、チカからはゴミ扱いされ、セックスは「ヤダ」の一言で拒否される生活。けれどどうにかして妻の巨乳に触りたい、やっぱり彼女とセックスしたい──。

出演者は他に嶋田鉄太さん、吉本美憂さん、熊谷真実さん、近藤芳正さん等。放送は、30分×全12話の予定

 

2つのドラマ内容を一通り確認して、「綾は独身女性、豪太は既婚男性という違いはあれど、“セックスしたいと願っているのになかなかできない”っていう現実は、割とどこにでもあるのかもしれない」と感じました。私自身は“既婚でありながら夫と交わったことが一度もない”という摩訶不思議な状態で、今や「彼とつながりたい」とは少しも望んでいないからだいぶ特殊でしょうけども、外から見れば円満な家庭というか、上手くいっていそうな夫婦だと思われていることでしょう。要するに、問題を抱えているようには見えない家庭であっても、実際のところは当人以外知り得ない…ということでございます、ハイ。

 

ただし。私の場合、結婚当初に比べて、セックスの優先順位はもんのすごーく下がりました(笑)。5年前のように、切羽詰まって「今日はどうしてもメンズと触れ合いたい。逞しい腕に抱かれないと無理‼︎」という衝動にまかせて女風を予約することもなくなった。よって、性的なテーマに対して以前よりは俯瞰的立場でいられるというか、“自分事と他人事の中間くらい”のスタンスで接することができています。新婚当時、セックスがないことが本当に辛かったので、こんなふうに思える日が来るなんて、何やら感慨深いものがありますねぇ。メンタル、フィジカルともにギリギリだった頃の記事を読み返すと、「数年後には苦しくなくなってるよ。だから心配しなくて大丈夫だよ」と自分で自分に言ってあげたくなっちゃいます。

 

前にも書いたけれど、私は長年、手書きの日記をつけています(22歳〜現在まで)。お世話になるのは、分厚くて立派な日記帳ではなく、割と薄めのタイプで、デザインや紙質が私好みのもの。毎年冬に買い求めるのですが、文具店には“3年日記”や“5年日記”等、数年間書き続けることを前提とした日記帳が結構置いてあります。あれ、昔は「何でわざわざ同じの使うんだろ? 1年ごとに新しくしたほうが気分上がるのにな〜」と思っていました。でも、ブログを始めて大いに納得。頁をめくって日付をたどれば、“2年前の自分”だったり“4年3ヶ月前の自分”だったりに出会えるからなんですね。

 

私もブログを継続することで、そして読み返すことで、「へぇ、3年前はこんなこと考えてたんだ」とか「今だったらこの選択はしないかも…」とか、自分の内面、変化、成長等とじっくり向き合えるようになりました。手書き日記のほうは記録というより“吐き出す用”の側面が強いため(笑)、書いたら書きっぱなしということが多いけれど、ブログに関しては違います。

まず、アップするまでに何度も推敲するし、投稿後、何年経とうと読み返して、必要があればリライトもします。私にとっては過去記事だったとしても、新規読者の方、或いは何らかの偶然で当ブログへたどり着いた方にとっては、“その時読んだ記事=最新記事”となり得るわけですから、「いつ投稿されたものか?」というのは実はあまり関係なくて、重要なのは「今読みたい内容か否か?」「今欲している情報を含んでいるか否か?」だったりもしますからね。そういうところもデジタルの面白さの一つだよなぁと、ブログのおかげで気付くことができました。ありがとう、はてブ