女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

疼くカラダ

約2週間前、久しぶりに女風を利用しました。それからというもの、カラダが疼いて仕方ありません。生理前でもないのに、これって一体どういうことなんだろう?


女風は本番禁止ですが、その日はいろんな条件が重なって性行為に及びました(もちろん合意の上&お店には秘密です。詳細はカテゴリー/女風体験記内「子犬を愛でる」をご参照ください)。2時間で4回も合体したからなのか、はたまたセラピストさんと諸々の相性が良かったからなのかは分からないけれど、あの日以来、疼くというか火照るというか、ともかく連日そういう状態です。「初体験を終えたばかりの青年たちは、もしやこんな感じなのかなぁ?」とか想像してしまうほど、エロスのスイッチが入りっぱなし。

 

6月に別のセラピストさんと合体した時は、単に「あぁ気持ちよかった、幸せ〜♡」と思った程度でした。でも今回は、“気持ちよかった+性的欲求がめちゃくちゃ高まる”という状態になぜか陥っています。どちらのセラピストさんにも恋愛感情は抱いていないし、タイプ度で言えば、今回のお相手よりも前回のお相手のほうが好み(声とか筋肉とか仕事への取り組み方とか)。それなのにどうして…? 自分でもさっぱり分かりません。


それはひとまずさて置きまして。夫とは、出会ってから今日まで一度も交わったことがない&今後も交わりたいと思っていないため、自宅での性欲解消法はただ一つです。その名は「ひとりエッチ」。


普段は大した頻度じゃないと思うけれど、ここ2週間は毎晩もしくは1日おきにしているような気がします。ベッドに入れば秒でコテンと寝られるこの私が(笑)、“カラダが疼く”という理由でなかなか眠れないなんて驚きです。アラサーだった頃、「最近忙しくてデート出来てないなぁ。早く彼氏と会ってエッチしたい」と思って疼いた経験はありますが、それは明確な対象が存在してのこと。漠然と「エロいことがしたい」わけではなく、「彼氏とイチャつきたい、求め合いたい」という気持ち…つまりベースに恋心、「彼氏が好き」との想いがある。でもこのところの欲求は、「あの人に抱かれたい」とかそういう感情ではなく、もっと動物的といいますか、いわゆる“本能”みたいなものだと思います。あまり上品な表現ではありませんが、一番しっくりくるのは「ヤリたい」という言葉かもしれません。


これまでの人生で、男友達が突然叫び出す「あぁぁぁ、ヤリてぇぇぇぇえ!」という気持ちを理解できたことはなかったけれど、今なら少し分かります。相手が大好きなパートナーじゃなくても、「いいな」とか「あの人素敵♪」とか、或いはもっとストレートに「是非お手合わせ願いたい」と感じた異性となら、お互い「ヤリたい」と思っている時には問題なく交われる気がする。たとえ恋愛感情が1ミリもなくても。


私は、「付き合ってもいない人と関係を持つなんて信じられない」「パートナーがいるのに、他の人ともイチャイチャするってどういうこと?」と考えていた“かつての自分”を否定するつもりはないし、今も根っこの部分は変わっていません。浮気や不倫は、なるべくならしないほうがいいと思う。でも、人にはそれぞれ事情というものがあります。外からは分からない、深い悩みや問題を抱えている場合だってある。自分自身を含め、「世の中にはいろんな人がいて、いろんな選択肢やら指針やらがあるんだ」という事実を知っている今は、単純に「浮気=悪」だとは思えない。男女のことに限らず、物事というのは決して一面でははかれませんから、“自分が把握している面”に捉われることなく、“他の面も見られる目、発見できる目”を持った人でありたいなと思います。


…って、話が思いきり逸れてますね(汗)。今日は自慰行為について綴ろうと思っていたのに、いつの間か違う方向へ行ってしまいました(笑)。「ひとりエッチ」に関しては、後日改めてガッツリ書きたいと思います。


それでは皆さま、オヤスミナサイ。まぁ、今夜もすぐに眠れるかは分からないけど…(笑)。

 

negibrocco.hateblo.jp

 

子を宿さずとも

週末、義兄家族とリモート飲み会ならぬ“リモートお茶会”をしました。コロナの影響で、夫のご両親のお墓参り(お二方とも既に他界)も出来なかったから久しく会っていないし、「たまには顔を見ながら喋りませんか?」とお誘い頂いたのです。夫は「気が進まなければ、兄貴に断りの連絡入れるよ」と言ってくれましたが、私は生まれてから人見知りというものをしたことがありません(笑)。誰かと話すのも好き&特に予定もなかったので、「全然いいよ〜」と快諾。むしろ夫のほうが「それってどれくらいの時間やるのかなぁ。会話、もつかなぁ…」と心配していました。


結論から言いますと、お茶会タイムは1時間、会話はそこそこもちました。義兄夫婦には息子さんがいるのですが、彼がちょうど仮面ライダーにハマるお年頃。我が夫は長年仮面ライダーフリークで、アラフォーとなった今も、毎週リアタイ視聴をするほどのライダー好き。義兄がライダーやら戦隊モノやらに興味がない上、今は状況的にお友達とライダーごっこ等が出来ないため、甥っ子は“ライダーについて熱く語る時間”が不足している模様。よって、前半30分は甥っ子が夫に自慢の品を見せたり、変身ポーズを取りまくったりして、他3人はその様子をニコニコ眺めるという展開でした。


後半、甥っ子がライダートークにも飽き(笑)、興味の対象がお茶菓子へと移ってからは大人の時間です。それぞれの仕事や業績(お義兄さんの職種は、コロナの影響をもろに受けていてかなり苦しい業界)について報告し合いました。私は転職先が決まり、お義姉さんは「新たに勉強したいことがある。4月から学校へ通う予定」とのことで、長年勤めた職場を辞めたそう。お義兄さんが「女性陣はすごい。変化を恐れずどんどん行動する」と言っていたけれど、私もお義姉さんの話を聞いて刺激をたくさんもらいました。今から学校へ通うとは頼もしい! そして、「勉強したいことがある」というのは大変素晴らしいことだと思います。初めて会った瞬間から「めっちゃしっかりしてる方だなぁ」と感じていたけれど、想像以上のしっかり具合でした。家事も仕事も完璧で、人あたりもよくて、今のところマイナス点がどこにも見当たらない。


ただ、彼女も人間です。当然、しんどい時や逃げ出したい時だってあると思う。そんな時は、友人はもちろん、私のことも頼ってほしいなと思います。これは私の妹にも当てはまりますが、「少し頑張り過ぎなのでは? 無理してない?」と感じることがあるのです。仕事もして、家のこともして、女性としての美しさも保って、子供のみならず夫の面倒まで見て…と、毎日これでもかと頑張っている。よく倒れないなぁ、発狂しないなぁと感心します。


私は「自分の子供が欲しい」と願ったことはないけれど、子供自体は結構好きです。友達の子供と遊んだり、少しの間預かったりすることにも抵抗がありません。だから、疲れてどうしようもない時は「ちょっと見ててほしい」とか「電話で相手してあげてほしい」とかもウェルカム。親にとっても子供にとっても、それは良いことだと考えています。


自分の経験から言っても、子供にとっての“世界”は想像以上に狭いというか、小さい頃は家庭が全て。良くも悪くも、あらゆる事柄において“生まれ育った家庭”を基準に考えてしまいがちです。よって、他の世界=別の家庭を見ることは非常に大切で、必要なことだと思うのです。あとは、いろんな種類の大人がいて、いろんな考え方や生き方があるんだ、という事実を早いうちに知っておいたほうが楽だと思う。


私の知る限り、どちらの家庭も、基本的には奥さんが家事をしています。妹は週3日のパート&短い時間だけれど、義姉は退職するまでずーっとフルタイム勤務。にも関わらず、義兄は「ほとんど家事をしない」そう。甥っ子には“それが当たり前”だと思ってほしくないし、自分のことは自分で出来る人になったほうが、将来的に諸々プラスだと思うんですよね。妹のところは女の子ですが、彼女にも「結婚したら、旦那さん=稼いでくる、私=家のことをする」と思い込んでほしくないなぁ。もちろん、好きでやるのは構わないけど、「女性だから」とか「男性だから」とか、「お母さんだから」とか「お父さんだから」とか、そういうのはナンセンスです。


近い将来、甥っ子や姪っ子がウチへ遊びに来たら、自分の家庭との違いにびっくりするかもしれません。私と夫は食事を各々取ることも多いし、休日だって基本は別行動。でも仲はよくて、関係としては至って良好です(セックス以外・笑)。他の人にもこのスタイルを推奨したいとかそういうことじゃなく、「こんな形もあるよ」「“夫婦”って割と自由だよ」的なことを、いずれ姪っ子たちにも伝えられたらいいなと思っています。もしも必要な時が来たら、ですけどね。


私は、子育てって“親だけがするもの”とは思っていません。身近な人や周りの人、時には初めて会った人や、すれ違っただけの人に育ててもらうこともあると思う。私自身がそうでした。救いようのない大人もいるけれど、素敵な大人、魅力的な大人、面白い大人、優しい大人も大勢います。私は残念ながら毒親のもとに生まれてしまいましたが、親以外の大人たちにたくさんたくさんお世話になったし、数え切れないほど助けてもらったおかげで今日があります。だから、もし助けを必要としていたり、「ただ話を聞いてほしい」という子供がいたら、喜んで寄り添いたいです。それが姪っ子でも甥っ子でも、友達の子でも見知らぬ子でも。


夫も似たような考えなのですが、男性だといろいろ配慮しなきゃいけないみたいですね。以前、2人で行ったショッピングモール内でシクシク泣いている女の子がいて、気付いた夫が思わず駆け寄ろうとしたそう。でも途中でピタリと停止し、近くの店で買い物中だった私に電話を掛けてきました。


「迷子っぽい女の子がいるから、悪いけど戻ってきてくれないかな」

「分かった〜。店員さんはいない感じ?」

「店員さんっていうか、他に誰もいない。中年男性と女児の組み合わせは、何となくマズイ気が…」

「あ、そうか! ダッシュで戻るね」

 

夫曰く、「たとえ親切心で近付いたとしても、2人きりのシチュエーションで中年男性+女児というのは誤解を招いたり親が心配したりするから、絶対に避ける。1人で泣いてて可哀想だけど、見守る以外ない。君が一緒にいる時で助かったよ」とのことでした。なるほどなぁ、それもなかなか大変だなぁ…。


「泣いている子供に声を掛けられない」というのは何やら寂しいような気もするけれど、“避けられるリスクは極力避けて生きていく”ことには大いに賛成。夫が危機回避能力のある人で良かったです、ハイ(笑)。

 

転職先、仮決定

取り急ぎのご報告です。転職先が決まりました!


昨年9/18付けで会社(←小さな出版社。エンタメ系の雑誌記者として16年間勤務)を辞めてから約半年。この度採用されたのは前職と異なる仕事ですけども、「それって全く関係ない業種?」と問われますれば「いや、実はそうでもないんですよねぇ」とお答えしたい感じ。私の頭の中では、「経験はもちろん、人脈も結構活かせるんじゃないかしら?」と予想しております。


とは言え、試用期間中に諸々認めて頂いたり、私サイドも「ここで腰を据えて働きたい」と望まなければ、“晴れて正社員”とはなりません。私に務まるかどうか、現場で必要とされるかどうか。そして何より、自分自身が楽しんで働けるかどうか。当たり前ですが、全ては「入社してから」。なので、正式内定は頂いていますけれど、タイトルに“仮”を付けた次第です。「何がどうなるか、そんなことは全くもって分からない」という事実は、この1年で否応なしに学びましたのでね…。


さてさて。二次面接(リモートではなく対面)を終えて帰る際、私が配属されるであろうフロアの様子を横目でチラリと観察。「現在は半分くらいのスタッフがリモートワーク」(面接担当者談)ということもあり、全体の雰囲気・空気感はそこまで掴めなかった(汗)。オフィスはまぁまぁ広くてデスクやPCもたくさん設置されているのに、肝心の“そこで働く人々”がまばらだと現実味がないといいますか、若干不思議な感覚でしたねぇ、ハイ。


いずれにしても、実際に飛び込んで&体感してみない限り、業界のことも会社内のことも把握出来ないだろうな〜と思っています。学生時代は様々なアルバイトに精を出したものの、正社員として勤めた経験は前職だけ。よって、入社後は未知なる出来事、初体験等が怒涛のように押し寄せてくることでありましょう。新しい職場、そして新しい出会い──今からとっても楽しみです‼︎


ちなみに、誰よりも先に「転職先決まったよ」と伝えたのは我が夫。すると彼は「おめでとう、良かったね」と言い残し、「ちょっと出掛けてくる」と家を出ていったのでございます(*夫は現在、基本的に在宅勤務)。え、それだけ⁉︎   「うっすらハグとか期待してたのになぁ。思いのほか淡泊…(泣)」と一人うなだれていたら、30分後くらいに帰ってきました。手には白い箱。


「改めて、おめでとう。これお祝い」


そう言って手渡された箱の中には、ツヤッツヤで真っ赤な苺のタルト、これでもかと各種フルーツが乗ったケーキ、極めつけは私の大好物・チーズケーキ。しかもレアとベイクドの2種。


「どれも好きそうだったから、選びきれなくていっぱい買っちゃった。多いかな、食べれそうかな?」


夫よ、さっきは「淡泊」とか思ってしまって本当にごめんよ…。リアクションは劇的に薄かったけど(笑)、わざわざケーキ屋さんに行って、私の好きなものを選んできてくれた。「祝いたい」という気持ちが伝わってきて嬉しかったなぁ。どうもありがとう♪


でもでも、やっぱり「おめでとう」のハグは誰かにしてほしい。今月26日が初出勤の予定だから、それまでに女風、予約しようかしらん。お気に入りのセラピストさんに、思いきりぎゅーっと抱きしめてもらいたいです♡

 

子犬を愛でる

先日、久々に女風を利用してきました。デートコースだけなら約3ヶ月前にも利用したけれど、施術は実に5ヶ月半ぶり。長かったような、そうでもないような、ちょっと不思議な感覚です。


指名したのは、お気に入りセラピストの一人・Nさん。待ち合わせ場所に着くと、「やっほ〜。良さげなホテル調べてあるよ、早速行こーう‼︎」とすぐさま私の手を取り恋人つなぎ。ホテル到着後は、ソファーでイチャつきながらまったりトーク。「最近どう?」と訊かれたので、「実はちょっと疲れ気味。だから今日はいっぱい癒やされたいな」と答えたら「おっけー!」とニッコリ。にも関わらず、彼は私の胸に顔をうずめたり、「頭撫でて〜♪」と言いつつ太腿にゴロンとしてきたり、全力・全開で甘え放題。「あの〜…私の話、聞いてましたか(笑)?」と言いそうになったけれど、彼と初めて会った時「子犬っぽいな」と感じたことを思い出しました。「だとしたら、ペット的な癒やし方法っていうのもアリかもしれない」と思い直し、子犬を愛でる感じで頭をわしゃわしゃ、ボディーを撫で撫で。うん、これはこれで悪くない。


30分程わしゃわしゃ&イチャイチャした後、順番にシャワーを浴びます。ベッドで待っていると、全裸にガウンのNさんがバスルームから出てきました。彼はこういう時、「お待たせ」ではなく必ず「ただいま」と言います。同じ4文字なのに、「ただいま」のほうがより親密度が高い印象。やっぱり、言葉ってすごく面白い。そしてそして、初回から一貫しているのですが、彼は下着をつけない派。“施術前から全裸のセラピスト”というのは大変珍しく、私はNさん以外に出会ったことがありません。


ちなみに私は下着をつける派で、この日は黒の上下。Nさんはハグした後そっとキスしてくれ、私のガウンをはだけさせながら「いいね」と笑顔。「黒い下着、好きなの?」と尋ねたら、「それも好きだけど、◯◯(←私の名前)の体だよ。体いいねって意味。いろいろ僕好みなんだ〜♡」。彼はそのまま首、鎖骨、胸…と唇を這わせつつ私のガウンを完全に脱がせます。彼自身もガウンを脱いだのですが、秘部が目に入ってびっくり。何と!早くもフルパワーにトランスフォームしているではありませんか。「キスしかしてないのに? 謎…」と思っていたら、いつの間にやら押し倒されて、いろんな攻めがスタートしています。「あれ? マッサージは?」と訊いたら、「僕もう我慢出来ない」と返ってきました。


「答えになってないよ(笑)」

「だって反応しちゃうんだもん。ねぇ、いっぱい気持ちよくするから、今日マッサージしなくてもいい? っていうか、エッチしたい。本当は前もしたかったけど、頑張って耐えたの。ちゃんとゴムするから、挿れちゃダメ?」

「自粛しすぎて溜まってるってこと? 元気で何よりだねぇ♪」

「ごまかさないでよぅ。僕誰とでもするわけじゃないよ、◯◯とエッチしたいの。ねぇ、ダメ? 無理矢理とかイヤだから、◯◯がしたくないなら挿れないよ」


正直言って、プロとしてはちっとも褒められた発言じゃないと思います。ユーザーを第一に考えないといけないのに、100%己の欲望が先に来てしまっている。ただ、彼は私の好きなタイプだし、双方欲の塊というか(笑)、この日は2人とも「セックスしたい」と感じているタイミングだった。プラス、前回会った時に軽く布石を打たれていました。会話の流れの中で、「セラピストとお客さんがエッチすることについてどう思うか」的なことを訊かれたのです。なので、「彼はお互いにその気があればセックスするタイプなんだな」と分かっていた。私のほうも、合意の上なら&そのことを口外しないなら(女風は本番禁止なので、お店には絶対秘密)構わないのでは?という考え。よって、「うん、いいよ。私もしたい」と答えました。


Nさんは「やったぁ!」と分かりやすく喜び、指と舌と唇を駆使していろいろ気持ちよくしてくれます。いつもよりキスの数が多かったので、“恋人っぽいセックス”がしたかったのかもしれません。あれやこれやと致しまして、私の秘部が十分に潤ったところで「痛かったら言ってね」と、正常位でゆっくり、そして優しく挿入(余談ですが、Nさんはコンドームの装着がすこぶる自然&ハイスピード。もしも「ムードを壊さず、正確かつ手早くコンドームをつける選手権」が開催されたら優勝の最有力候補だと思う・笑)。挿れた後、しばらく動かずに甘〜いキスだけしてくれたのですが、これが本当に気持ちよく、そして何とも言えない幸福感でいっぱい。その後「じゃあ、動くね」と最初はスローテンポで、徐々に激しく突かれました。わぁどうしよう、めちゃくちゃ気持ちいい。彼も「気持ちいぃぃ〜」と恍惚の表情です。そうこうしているうちに、「ヤバイ、気持ちよすぎる。出ちゃいそう」とNさん。「え、もう?」と驚いたけれど、可愛い子犬と思えば全然許せます(笑)。果てる時の声と顔が可愛らしすぎて、何やら愛おしい気持ちにさえなりました(でも、彼のことを「オトコとして好き」とかでは全然なく、どちらかといえば母性に近い感情。一人の人間としては好き&興味津々ですけどね)。


ゴムを外し、水を飲んでまどろんでいると、5分も経たないうちに「ねぇ、もう一回したいな」と擦り寄ってくる子犬…もといNさん。「は⁉︎   そんなにすぐ出来るの?」と秘部を確認したところ、既に出来る状態でした(笑)。彼が20代だからか、それとも絶倫なのか、そこのところはよく分からないけれど、とにかく止まらない模様。今度はバックでガンガン突かれたのですが、相性というかサイズ感がちょうどよく、諸々ジャストフィット。はぁぁ〜、めっちゃ気持ちいい。まさに天国。Nさんは「すごいぃ〜、気持ちいぃぃ〜♡」と嬉しそうで、やがて本日2つ目のゴムへ発射。射精した後も抜かないので、「何してるの?」と尋ねたら、「しばらくこのままでいたい」と彼。挿入しっぱなし=つまり、まだまだ元気な状態ということ。え…いくら20代といえども、ちょっと信じられない。それ、一体どんなシステム(笑)?


その後「もう一回♡」が繰り返されまして(汗)、騎乗位→正常位と続き、Nさんは合計4回発射していました。「この仕事を始めてから彼女はいない」と言っていたけれど、それにしたってそこまで溜まるものなんでしょうか。結局この日はマッサージなしで、ひたすら貪り合って&長めのピロートークをして終了。彼は①話が面白い(博識)、②存在自体が癒やしっぽい感じ、③多少ワガママを言っても許されるキャラと顔立ち、④彼だけでなく、私のほうも「セックスしたい」と思っていた──等々、さまざまな条件が重なってこういう結果になりましたが、仮に初回で「挿れたい」と言われていたら、二度と彼を指名しなかったことでしょう。私の場合、ある程度信頼関係が構築されてからでないと、そして好きなタイプのセラピストさんでないと、そうそう本番までは出来ません。


なお、施術後、一緒にお風呂に入ってイチャついていたところ、彼の秘部がまたまたトランスフォーム。「えぇぇっ、まだ勃つの⁉︎   ココ、どういう仕組みになってるんだろ?」とじっくり観察していたら「興奮してきちゃった。ねぇ、最後にもう一回♡♡♡」と言うので「イヤ無理、もう無理! ゴム使い切っちゃったしダメだよ。また今度ね」とさすがに拒否。


「え〜、じゃあどうしようコレ」

「知らないよ(笑)。そんなの自分で…あ!  自分でしてるとこ見てみたいな」

「え、今?」

「うん」

「目の前で?」

「うん」

「ヤダよ、恥ずかしいもん」

「そっか、残念。まぁ無理にとは言わないけど」

「え〜…。見せたらもう一回してくれる?」

「しない(笑)。でも、手でならしてあげてもいいかな」

「本当に⁉︎   分かった、じゃあする」


私は基本ニュートラルですが、相手がNさんだとSっぽくなりがち。手でしてほしいからか、はたまた彼が真性Mなのか、恥じらいながらも自分でするところを見せてくれます。紅潮した顔で、声が出そうになるのを必死にこらえつつ快感に悶える姿を見ていたら、コチラもたまらなくなりました。彼の右手と私の右手をチェンジし、あれこれ秘部を刺激。Nさんの目をじーっと見ながら、「どれが一番気持ちいい? どうしてほしいの?」と訊くけれど、ほとんど耳に入っていない様子です。消え入りそうな声で、「うぅぅ」と「ヤバイィ」を吐息と共に口から出すだけ。私はちょっとイジワルしたくなり(笑)、一旦手を止めて焦らしてみます。すると、潤んだ瞳で「やめないでよぅ」と懇願してくる。あぁ、何て可愛いんだろう。右手の力を少し強めて刺激し続けると、彼は「あぁイキそう、イク、イクゥ」と果てて、ごく普通の量を発射しました(とても5回目とは思えない)。昔、絶倫タイプの人と付き合った経験はあるけれど、ここまでの回復力ではなかったなぁ。いやはや、驚きました。


というわけで、久々の女風を思いきり満喫&堪能出来て大・大・大満足♡  「2時間で4回戦か…。ちょっと試合数多すぎじゃない?」とも思いますが(笑)、ともかくめーっちゃ気持ちよかったです♪

 

決意表明

1都3県の緊急事態宣言が、2週間延長されました(今月21日まで)。私は都民なので当然該当しますけれど、自分の中では当初の予定通り「3月7日」で終わっています。


過去にも日本政府や政治家たちに呆れることはたくさんありましたが、先頃「プツリ」と音を立て、私の堪忍袋の緒は完全に切れてしまった。「きっかけはコレ」という明確な出来事がある…とかじゃなく、全てはこれまでの積み重ねです。表面張力でギリギリ、何とか持ちこたえていた“怒りの感情”が一気に流れ出し、止まる気配がまるでありません。


目に力と光が宿っておらず、用意された原稿を読み上げるばかりで、“自分の言葉”や“自分の意思”を語ることが出来ない総理大臣。人命より何より、オリンピック(スポーツの祭典ではなく、もはや“利権”の祭典)を優先させる政治家。接待漬けの官僚。そして借金を返さない上、「自分で稼ぐ」というごく当たり前のことすらしない人物(つまり、国に悪影響を及ぼしそうな匂いがプンプンする人物)と我が娘の婚約を、いつまで経っても破談にしない皇族──。


心底、情けないです。好きだったはずの母国が、どんどん嫌いになる。苦しむのは、犠牲を払うのは、泣きを見るのは、いつもいつも庶民ばっかり。


だから私は、もうやめにします。高い給与に見合うだけの能力も、本気で「この状況を打破しよう」というつもりもない人達の決定に黙って従うのは、もうやめる。「この国のトップに期待するのは、本当に無駄でしかないんだなぁ」ということを、ここ数ヶ月で嫌というほど思い知らされました。頼れるのは“自分の感覚”と、同じく日々懸命に生きている“普通の人々”だけです。中には素晴らしい“お偉い方々”もいるのかもしれませんが、そういう人達の努力や頑張りをかき消してしまうほど、腐り切った“お偉いさん”の数が多すぎる。


そんなわけで、明日以降はリモートのみならず、対面での面接(転職用)もいくつか予定しています。実は先ほど、女風の予約も入れました。5ヶ月以上ぶりとなる女風、めちゃくちゃ楽しみです♪

 

【コラム㉚お会計】

セラピストさんの個性が如実に表れるのは、もちろん施術です。されど、その他にもいろんな箇所に表れていると思います(ユーザーとの距離感とかカウンセリングの仕方とか、本当にいろいろ)。私は人間観察が趣味みたいなところがあるため(笑)、各セラピストさんの特徴を見つけては密かに楽しんでいるのですが、個人的に「施術の次に個性が出るなぁ」と感じているのは“お会計の前後”。


まずはお金の受け取り方。


代金は、施術後にシャワーを浴び、身支度を整えがてら支払うことが多いです(私の場合)。お金は両手で受け取る、「そろそろお会計を」的なことを口にしない…等は共通しているけれど、そのスタイルは実にさまざま。

支払い時、「ありがとうございます」と丁寧に頭を下げながら受け取る方、跪いて受け取る方、お札を一枚一枚きちんと数えて「確かに頂戴致しました」と受け取る方、「次回もご指名、お待ちしております!」としっかり営業する方(笑)等々。私はどのスタイルにも肯定的というか、接客業としてユーザーに失礼でなければそれでいいのですが、一番好きなのは跪くタイプ。最多指名しているKIさんがこのスタイルで、初回「わぁ、王子様っぽ〜い♪」とはしゃいだせいか毎回そうしてくれます。2度目に指名した際、「これ(跪いてのお会計)がイヤだっていうお客さんもいるから、判断は結構難しい。喜んでくれて嬉しいな」と言っていてびっくり。


「えっ⁉︎    何でイヤなんだろ? 理由言ってた?」

「何かね、いかにも“あなたはお客さんですよ”って意識させられる気がしてイヤなんだって。最後まで恋人っぽく過ごしたいのに悲しいって」

「へぇ、面白い! でもそれ、現金じゃなくカード決済にすれば解決するよね?」

「そうなんだけど、そのお客さんはカード使えないみたいだったから」


すっごく興味深い話でした。同じ接客をしても、「素敵だな」と思うユーザー(←私です)もいれば、「悲しい」と思うユーザーもいる。“感じ方や受け止め方は、人によって全然違うんだ”ということを、あらためて認識した次第です。


そしてもう一つは、“お会計後”の過ごし方。


一応女風の流れを説明しますと、①カウンセリング→②施術前のシャワー→③普通のマッサージ→④性感マッサージ→⑤ピロートーク・施術後のシャワー・身支度、という感じ。仮に120分コースであれば、②以降から時間のカウントがスタートし、大体⑤のシャワーとか身支度あたりで120分に達する。つまり、お会計が済んだら大抵の場合、ソッコー退室して何ら問題ないわけです。でも、実際はそうじゃないことが多かった(*あくまで私の経験上です)。


代金を支払った後も、ソファーでまったりしたり、話の続きをしたり、最近ハマっている動画を見せ合ったり、イチャついたり。それが5分の人もいれば1時間の人もいて、見事にバラバラです。あとは、セラピストさんによって「一日1人しかお客さんを取らない」等、数に制限を設けている人もいるし、タイムスケジュール(1人目のユーザー→2人目のユーザーの予約までの空き時間)を割とギリギリで組む人も、かなり余裕を持って組む人もいる。どれが良いとか悪いとかではなく、仕事をしていくうちに、“自分にフィットするやり方”とか“最善と感じる方法”とかが各々定まってくるんだろうなぁと思います。


ちなみに、私はコース時間(120分コースなら120分間、90分コースなら90分間)きっかりで終わる人も、プラス1時間以上掛けてくれる人も、ホテルを出た後「ねぇねぇ、お腹すいちゃったよぅ♡」とねだってくる人(笑)も全部ウェルカム。要は心地よく&気持ちよく過ごせて、満足出来るサービスを提供してくれれば何でもいいのです。裏を返すと、施術がイマイチ、或いはちっともタイプじゃないセラピストさんとは、1分1秒でも早く離れたい。よってコチラのほうがソッコーで帰るか、「私はもう少しゆっくりしていきたいので」とか言いつつ、さっさとお会計して部屋から追い出してしまいます(笑)。

なお、ラブホテルの場合、2人揃って退室しないと何らかのトラブルや犯罪を疑われる可能性もありますから、フロントに「男性が先に出ます」と連絡することをお忘れなく♪

 

バリトンボイスの君

先日、少しお高めのオイルマッサージを受けてきました。そのお店は、何度か行ったことのあるアロママッサージ屋さんなのですが、お願いするのは毎回リフレクソロジー。ゆったりした椅子に腰掛け、フットバス→アロマ選び→リフレ50分というコースがお気に入りです。でも今回は、初めて全身オイルマッサージコース90分をセレクト。担当セラピストさん(女性)との相性がいい&彼女の腕も確かなので、ちょっと奮発してみました。


個室に通され、手渡された施術着に着替えます。施術着といっても、使い捨てのショーツ+バスローブだからほぼ裸ですけどね(笑)。薄暗い照明の中、ベッドに横たわってセラピストさんの到着を待ちます。部屋全体にいい香りが漂っているし、波の音は流れているしで、目を閉じたら眠りに落ちてしまいそうなくらいリラックス。ウトウトしかけていると、隣室に新たなお客さんが。バリトンボイスが素敵な、ある程度大人の男性の気配がします。私は声フェチ&彼がよく通る声質だったため、自然と会話の内容が耳に入ってきました。


男性は67歳。役員的な立場なのか、「会社へはたまにしか行かない」そう。「今日は歩きすぎて疲れたから、ここを予約してみた。最近は5000歩以上歩くと疲労が抜けない。一日3000歩くらいがちょうどいい」と話していました。へぇ、(もちろん人にもよるでしょうが)67歳だと5000歩で疲れちゃうのか〜と思いつつ、いつの間にか熟睡してしまい、起きたのは「仰向けになってください」「本日はこちらで終了となります。オイルを拭き取りますね」と言われた時だけ。せっかく奮発したのに、ほとんど寝ている結果となってしまいました…(泣)。まぁ、それだけ気持ちよかったということでしょう。


私服に着替えた後、ロビーへ移動。セラピストさんが淹れてくれたローズヒップティーを飲みつつゆっくりしていると、隣室の男性も施術を終えて個室から出てきました。コの字型ソファーの、私は中央部分にいて、男性は右端に着席。何気なく右へ視線を移すと、ちょっとした違和感があります。1.5秒くらいして、「あぁ、女装してるからか」と気付きました。「男性が出てきた」と思い込んでいるところに、男性なんだけども女性の恰好をした紳士がいたので、一瞬脳がバグってしまったわけですね(笑)。でも、理解出来てからは別にどうってことないというか、「そういうスタイルの人なんだろうな」と思って普通にまったり。すると、紳士が「すみません、何飲んでるか伺ってもいいですか? お茶選べるって言われたんですけど、どれがいいか分からなくて」と話しかけてきました。テーブルの上に、各ハーブティーの特徴や効能をまとめた紙が置いてあるけれど、それを読めというのも野暮だし、いつの間にかセラピストさんはロビーにいないし(笑)、何より“話す口実が欲しいだけ”と察知したのですぐ答えます。


「これはローズヒップティーっていうお茶です。飲んだことありますか?」

「いいえ。恥ずかしながら、ハーブティーのことあまり詳しくないんです」

「全然恥ずかしくないですよ。甘いのが好きとか酸っぱいのが好きとかあります?」


私は家でもハーブティーを飲む習慣があるため、そこそこ知識は持っています。「遂に花粉症デビューしてしまった」と言うので、「ミントティーがいいと思います」と提案し、お茶を飲みつつ軽く花粉症トーク(私もかれこれ25年ほど花粉症です。ちっとも治りません・泣)。彼より早く飲み終わったので、「ではお先に失礼しますね」と席を立とうとすると、「もう一つ訊いてもいいですか?」と紳士。


「はい、どうぞ」

「あの…私のこと、どう思いますか?」

「えっと、今お会いしたばかりだし、よく知らないし、特にどうも思いません。あ、『すごくいい声だな』とは思いましたけどね」

「ありがとうございます。でもあの、そういうことじゃなくて…」

「あぁ、女装のことですか?」

「はい」

「似合ってるかどうかってことでしょうか」

「いえ、その…。あまり驚かれてない様子だから、周りにそういう人がいるのかなと思って」

「いないですよ。でもマイノリティの友人はいるし、私自身もマイノリティです。なので何も思いません」

「そうですか。どうもありがとうございます。お引き止めしてすみません」

「いえいえ。花粉症、お大事に」


面白いな、と思いました。「他人にどう思われるか」を気にしているのに、“絶対目立つ”と分かっている場所で女装を貫くとは興味深い。当日は予定が詰まっていたため早々に店を出ましたが、時間があったらリアルにカフェでも行って話を聞きたかったです。


仕草や話し方等は完全に男性だったので、“心が女性”なわけではなさそうでした。あくまで趣味で女装をしているか、もしくは日頃から女装のまま生活している人なんだろうか。いろいろ謎でしたが、ワンピース+ハイヒール+ボブのウィッグ+濃い目のメイクにあのバリトンボイスだと、誰でも最初は「…えっ⁉︎」ってなると思います(笑)。慣れれば周囲は大して気にしないと思うけど、きっとご本人的には違うんだろうなぁ…。あのお店でまた会えるかしら。お話、詳しく聞いてみたいなぁ。