女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

「趣味のため」のリカレント

半月ほど前から、「久々に“教室通い”をしてみようかな?」と計画を立てております。一体何を勉強したいのかと申しますと、それは特定のパソコンソフトについて。

 

私は16年にわたり雑誌記者をしておりましたゆえ、2020年秋までは、膨大な量の原稿を日常的に書いていました。よって一番長く、そして深〜いお付き合いをしてきたのは、何といってもWord及びテキストエディット。ExcelPowerPoint等も一応使えますが、オフィス系ってそんなに好きじゃない&楽しいと思えないんですよねぇ…(散々お世話になったのに、何かすいません・汗)。プラス、記者兼編集者でもあったので、PhotoshopIllustratorも多少は触っていたけれど、そのあたりは「基本、デザイナーの領域」という考えでした。だから、使うと言っても本当に申し訳程度。

 

なれど、私は公私ともに雑誌作り、本作りが大・大・大好き。趣味の一つに「旅行」「写真撮影」があるのですが、何を隠そう、旅へ出ると、プライベートで『旅行記』的な冊子を作っては密かに楽しんでいました(*連れがいる場合はさすがに自粛。一人旅の時に限ってのお楽しみでございます♪)。

誰に頼まれなくとも、旅先で撮った写真を整理しては厳選し、キャプションをつけ、記事(本文)を書き、ページネーションを考え、写真・本文・見出し等をレイアウトして冊子を作成。そしてきっちりお金をかけて美しく刷り上げ、自室の本棚にしれっと並べる。

昔、親友から「仕事であれだけ〆切に追われてるのに、プライベートでも自ら首を絞めに行くとは狂気の沙汰だよね~♡」と言われたけれど(笑)、商業誌を作るのとは全く違う喜びがあるんですよね。あくまで「個人で楽しむ用」ですから、規制もなければ、ルールや縛りも一切ない。“100%自由に、好き勝手に作る”ことが許されるのです。それってめちゃくちゃ楽しいし、「旅の思い出」としてもなかなかに優秀。フォルダを眺めるだけ、或いは日記を読むだけより、“写真+文章の冊子”で振り返るほうが、「記憶の鮮明度」や「臨場感」が増すような気がしております、ハイ。

 

それは一旦置いておくと致しまして。現在「きちんと学んでみたい」と思っているソフトは、PhotoshopIllustratorInDesignDTPソフト)、Premiere Pro(動画編集ソフト)の4つです。

フォトショとイラレは、恥ずかしながら今日まで自己流で使っていたに過ぎず、どなたかに習ったり、本腰を入れて勉強したりしたことはありません。インデザとプレミアに関しては、チラリと触った経験さえもない(笑)。今後、先のソフトと縁があるような仕事に就くかは分からないし、学びたい動機も完全に「趣味のため」だけれど、ある日「時間・お金・体力等、あらゆるキャパに余裕がある“無職の今”だからこそ、集中して教室に通うことも容易に叶うなぁ」と気付きました。

 

昨今よく聞く「リカレント教育」とか「社会人の学び直し」とかは、言うのは簡単でも、実際行動に移そうと思ったらかなり大変です。私も30代の頃に少しばかり体験したのですが、フルで働きつつ“新しいこと”を勉強するのは、メンタル、フィジカルともに相当キツかった。出版社勤めで激務だったことも重なって、24時間じゃあちっとも足りず、とにかく毎日眠かったなぁ…。

 

実は、既にパソコンスクールを何校か見学したり体験入学したりして、“通いたい候補”は絞り込み済み。あとは諸々を鑑みて、私が決断するのみです。

ただし、どのスクールでどのコースを選ぼうと、決して“安い金額”や“超絶短期間”で学べるわけではありません。それに、欲張りすぎて身につかなかったら元も子もないので、「受講するとしたら最大2つかな〜」と考えています。今のところ、一つはインデザ、もう一つをフォトショにするかプレミアにするかで迷い中…。

私は生粋のカメラ好きですからして、「写真を極めたい!」という思いは当然あれど、それと同じくらい、動画編集にも興味がある。今までもスマホではそこそこ長い映像を編集していたし、「クオリティー的にもiPhoneで十分」と思っていたけれど、本格的に出来るようになったらより楽しみが増え、きっと世界が広がることでありましょう。「旅の様子も、さらに輪を掛けて素敵に残せるのかぁ♪」と妄想すると、マスクの下で顔がニヤついてしまう勢いです(笑)。

画像を極めるか、はたまた動画を極めるか──? 嗚呼、すんごく悩まし〜い♡♡♡

 

参考までに、冊子の一部をご紹介。上記の行き先はベトナムで、買い物したり夜遊びしたり、戦争について学んだりと盛り沢山の旅でした。なお、冊子は作る度にサイズや頁数を変えています。ベトナム編は25cm四方、計32頁という仕上がり

 

人生初の『旅行記』は、修学旅行で訪れた京都・奈良。当時は趣味じゃなく学校の課題でしたが、今思えば、この時「全構成を自分で考え、ゼロから本を作る楽しさ」に目覚めたのかもしれません。そして、中学生の割に結構ハイクオリティーだった件…笑