皆さま、約3ヶ月前にアップした記事「タグとの戦い」を覚えておいででしょうか?
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かいつまんで説明しますれば、「洋服のブランドタグって、どうして首元に縫い付けてあるんだろう? そのまま着ると首がチクチクする&痒くて仕方ないから、新しい服を買う度にせっせと外している。各アパレルメーカーさんには、タグレス、もしくは首元以外の場所に付けることを是非ご検討いただきたい」的な内容でございます。
その願いが通じたのか、先日、私にとって大変ありがたいセレクトショップに出会うことができました。街ブラしていて偶然見つけたお店なのですが、「私自身(←オーナーさん)肌が弱くて、そもそも着られる素材がかなり限定されてしまうんです。もちろんタグもダメで、うっかり付いたまま着ちゃったら100%かぶれます(笑)。だからうちは、化学繊維(ポリエステル、ナイロン等)じゃなく天然繊維(綿、麻等)の服をたくさん入荷しています。タグレスの商品も幾つかありますので、どうぞゆっくりご覧になっていってくださいね」とのお話。これはラッキー♪
早速店内を見て回り、色・素材・デザインが気に入った計5点を持って試着室へ。着用感やシルエットを確認したのち、写真の2点を購入したのでありました。いや〜、満足、満足♡
ところで。帰り際、オーナーさんに尋ねたら「現状、タグレス商品を手掛けるブランドは相当少数」とのことでした。そうなのかぁ、残念。
私はもともと裁縫の類いが苦手だけれど、“リッパーを駆使して綺麗にタグを取り外す作業”って、結構な器用さとそれなりの根気が求められるから気が重いんですよねぇ。綿のシャツ等、丈夫なものであればまだいいですが、目の粗いニットとか薄手のカーディガンとかだとそりゃもう地獄。タグというのは、素材を問わずしっかりガッチリ縫い付けてあることが多いので、だいぶ慎重に&集中して作業を進めないと“服側の糸”がほつれてしまったり、最悪穴が開いてしまったりする場合もあります。コレ、地味ながら確実に凹むし、精神的にも経済的にもダメージ大…(泣)。
よって引き続き、「タグレス商品をもっともっと増やしてほしい」と心の底から願っております。世の中には、オーナーさんのように「生まれつき肌が弱い」方、はたまた化学繊維アレルギーの方、皮膚炎の方も大勢いらっしゃることでしょう。仮にそういった事情がなくとも、“タグレスだと困るケース”ってあんまりないような気が致します。
ですから声高らかに、タグレス推進! タグレス万歳(笑)!