女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

爪の乱 III

*8月末より、陥入爪治療のため皮膚科通いをしております。今回もそのお話です。


通院6回目(初診からは3週間弱)。診察室へ入ると、左足の人差し指に巻かれた包帯を手早くほどき、担当医の到着をじっと待つ私。なれど、皮膚と爪の間に思いっきり挟まっているガーゼは、やはり怖くて自分では取れません。「遠方にお住まいの患者さんや、仕事の都合上どうしても時間が作れない患者さんの中には、ご自宅で自らガーゼを取り替える方もいらっしゃいます。もちろん、我々がやり方を徹底的に指導した上で、ですけどね」とは聞いていたものの、あれを自力で取り替えられる猛者がいるとは畏れ入る。相当痛いし、諸々の加減は分からないしで、兎にも角にも怖いのでねぇ…。


それはさておき。皮膚と爪の間からするりとガーゼを抜き取り、患部を診た担当医は「うん、いいですね。経過はすごく順調ですよ」とにっこり。

「(爪が突き刺さったことにより出来てしまった)皮膚の穴が塞がって、もう少し爪が伸びたら次の段階に進みましょう」

「次の段階、ですか?」

「はい。代表的な治療法としては、爪の2箇所に穴を開けてそこにワイヤーを通し、変形してしまった爪の形を矯正…というか、元に戻るようサポートしてあげる方法があります。ただし、陥入爪は親指が圧倒的に多くて、人差し指というのはかなり珍しいんですね。人差し指は、親指に比べて爪のサイズが小さいですし、触った感じ若干脆そうなので、『穴+ワイヤーがベスト』とは言えない可能性もあります。治療法はワイヤーの他にもありますから、もう少し爪が伸びるまでに、こちらでも色々提案できるように準備しておきますね。ネギさんも油断せず、引き続き運動等は控えてください。ここで突然テニスとかをしてしまうと、今までの苦労が台無しになっちゃいますので(笑)」

「テニスはしたことないんですけど(笑)、はい、分かりました。来週もよろしくお願いします」


帰宅後。自分でも可能な限り調べてみたところ、爪の表面にプラスチック製のプレートを装着して矯正する方法などもあるみたいですが、一般的なのは担当医が紹介してくれた「ワイヤーを使った治療法」のようです。そして確かに、出てくる症例や画像はどれも親指、親指、また親指…。他の指に関してはちっとも情報がありません。嗚呼、一体どうなっちゃうんだろう私の爪〜(泣)!