女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

【コラム㊷“お気に入り”ロス】

何度か書いている通り、私には“お気に入りセラピストさん”が数名います。

よって女風利用の際は、まず彼らの顔が浮かび、その中からスケジュールの合う方をリピート指名することがほとんど(新規指名も時々織り交ぜますけどね)。特に上位3名は安泰といいますか、長らく「まさに不動!」だったのですが、過日、変更せざるを得ない出来事が…。何と‼︎ ダントツ1位だったセラピストさんが辞めてしまったのです~(泣)。

 

セラピストというのは、そもそも「入れ替わりが激しい」し、「最初から期限を決めて働く人も結構多い」職業だと聞き及んでおります。

女風ユーザーとなって約2年経ちますが、その間お世話になった方で、現在もセラピストを続けているのは恐らく半分以下(*全員分の確認を取ったわけではないため、あくまで予想です)。セラピストさん達と話していると、「短期間で辞めるほうが、圧倒的多数派なんだろうな。1年とか2年とかの単位でセラピストを続けられる人は、そんなにたくさんいない」と分かるので、順当といえば順当なのだけれど、やっぱり悲しい&寂しいです。彼には「もし辞める時が来たら、ちゃんと事前に教えてね。最後にロングコースで指名したいから♡」と伝えてあったのに、ある日突然、お店のホームページから名前が消えていました。「あれ? ちょっとお休みしてる…とか?」と心配になりお店に問い合わせたところ、「この仕事自体を辞めた」ことが判明。あ~ぁ、あのめくるめく指技と舌技、そして素晴らしい気遣いを二度と堪能できないのかと思うと、めちゃくちゃ残念です。せめて、もう一度だけでも味わいたかったなぁ。

 

ただ、同時に嬉しい気持ちもあるんですよね。彼には将来やりたい仕事があって、「それに向けて勉強や準備をしている」という話を聞いていたからです。

彼は「お客さんと直接のやり取りはしない主義」だったため、連絡先も本名も知りません。だから確かめる術はないし、別に確かめる必要もないけれど、「夢が叶ったのかな?」と想像するとワクワクします。“常連客とセラピスト”という、いわばそれだけの関係ですが、私にとっては約2年にわたり散々気持ちよく(笑)してくれ、フィジカル的にもメンタル的にも支えてくれた大切な存在。彼が希望する職種に就けたのだとしたら、それはものすご〜く嬉しいです。もちろん、全然違う理由で辞めた可能性だってあるけれど、私の性格上(汗)、どうしたって良いほうに捉えてしまいます、ハイ。

 

まぁ、離職事情はどうあれ、彼がこの先も幸せな人生を送れるよう願っています。直接言えなかったのは正直寂しいですが、この場を借りて御礼をば。

今までお世話になり、本当に本当にありがとう♪ いつも期待以上のサービスをしてくれて、未知なるプレイも体験させてくれて、感動したり驚いたりと忙しかったけれど、あなたなら、どんな職場でも歓迎されることと思います。万一どこかで偶然会ったとしても、お互い「はじめまして」とにっこりご挨拶致しましょうね(笑)。

 

というわけで、久しぶりに新しいセラピストさんをリサーチしてみようと思っております。良さげな方、気になる方が見つかりますれば、“日常生活”が戻り次第、新規指名していく所存です。

さぁ、来たるその日のためにも、しっかり病気を治さなくちゃ!

 

日常って、体力だ。

「1日楽器に触らないだけで、“感覚”や“呼吸”を取り戻すのに3日は掛かる。『上手くなりたい』と願うなら、どんなに忙しくても毎日触れ。たとえ5分でも、毎日必ずだ」。学生時代、とある楽器を真剣に演っていた頃、恩師がよく口にしていた言葉です。今となっては「その根拠を述べてくれ、証拠を見せてくれ。それに、練習と同じくらい“きちんと休息を取ること”だって大事だぞ」と思うけれど、当時10代前半且つ先生を盲信していた私は、疑いもせず「はい!」と元気よくお返事(笑)。

 

先日、上記の恩師の言葉を久しぶりに思い出しました。担当医にこう言われたからです。「日常生活を取り戻すには、およそ一ヶ月半が必要だとお考えください。あくまで目安ですが、大体3倍掛かるんですよ。◯◯さんの場合、約半月入院されていましたので、一ヶ月半が目安となります」。つまり、11月上旬までは“日常を送ること”自体が大きな目標となるわけですね。当初、心の中で「楽器やスポーツ、語学習得とかじゃあるまいし、そんなに掛かるのかな?」と多少疑ってしまったことを、この場を借りて謝罪致します(汗)。「日常生活とは、兎にも角にも体力が要るものなのだ。そして私の体力&筋力は、こうしている間にも低下し続けているのだ」と激しく実感中でございます、えぇ。

 

まずは日常の代表格・買い物。入院前、スーパーやら薬局やらで買い物をする際「今日の荷物は重いなぁ」と感じることはあっても、「多すぎて持てない」とか「ネットスーパーに頼ろうかな」とか思ったことはありませんでした。むしろ「いい筋トレになる♪」くらいの感覚です。けれど、退院して数日後、初めてスーパーへ出向いてみて驚愕。普段なら徒歩7分の距離なのに、慎重に歩くせいか15分も掛かってしまいます。加えて、“あちこちの売り場を移動&吟味しつつ商品を選ぶ”という至極当たり前の作業が、とてつもなくしんどい。行き先は、結婚してこの地に引っ越してきて以降、約2年間通っている馴染みのスーパー。にもかかわらず、「私は見知らぬ場所へ来たのだろうか?」と錯覚しそうなほど広く感じるし、体力のみならず思考能力も落ちているらしく、店内を効率的に回ることが出来ません。「この分だと、荷物もそんなに持てないかも…」と思い、予定の6割くらいの買い物で切り上げ、早々に店を出ました。案の定、帰りは劇的に辛くて、両腕がもげそうなほど重く感じます。すぐさま「今後はネットスーパーを活用させてもらおう」と決意し、帰宅後ソッコーで会員登録。現在は“重いものはネットスーパーで注文、軽いものは散歩がてら自分で買いに行く”と使い分けています。便利な世の中となり、心底ありがたい限り。

 

続いて電車。駅構内・電車内ともに人で溢れ返っているし、駅には長い階段も多いので、私も夫も「一人では危ない」と判断。「特別な用事がなければ、電車に乗るのはまだ先」と考えていました。が、退院から約半月後、検査(←詳細は前回の記事「告知しますか、しませんか」に掲載)のため病院へ行く機会が。「たった3駅をわざわざタクシーっていうのも大袈裟だよなぁ。まさに“特別な用事”だから、思い切って乗ってみよう」と、いざ最寄り駅へ。今までは、階段とエスカレーターが並んでいる場合、無意識に階段へ歩を進めていたけれど、その日は迷わずエスカレーターを選びました。昔、都内から地方へ嫁いだ友人が言っていた、「東京って何気にめっちゃ歩くのよ。特に地下鉄の駅。こっちは基本車移動だから、一日の歩数が極端に減って、足が疲れやすくなっちゃった。帰省するとよく分かるんだ~、『私、毎日こんなに歩いてたんだ』ってね」というフレーズを思い出しました。確かに、地下鉄を含む電車通勤をしていると、乗り換えやら何やらで結構歩きますもんね(入院前の平均歩数は一日8,500歩ほど。今は2,000歩に届かない日も珍しくない)。在宅勤務歴1年半の我が夫も、「通勤しなくなった分、コロナ前に比べて体力が衰えた」と発言。私だけじゃなく、夫の体力回復についても考えたほうが良さそうです。

 

最後は性欲。退院後、しばらくはそれどころじゃないと言いますか、“軽くムラッと来る”ことさえありませんでした。入院中も何人かのセラピストさんが連絡をくれていたから、女風を忘れていたわけでは全然ないのですが、優先順位としてはあまり高くない感じ。「性欲が戻ったな」と自覚したのは、毎月恒例・生理前にムラムラしてひとりエッチをした時です。夫とは、軽いスキンシップ(キスやハグ)すらないため、「男性と触れ合いたい」「ぎゅっと抱きしめられたい」という欲求はあるものの、女風の利用を再開するには時期尚早。女風って、セラピスト側はもちろん、ユーザー側もそこそこ体力使いますしね、ウフフ♡ でもまぁ、生理前に無事ムラムラしてくれて(笑)安心しました。人間の三大欲求、食欲・睡眠欲・性欲が全て揃い、日常へ向けて一歩前進した感があって嬉しかったです。

 

さてさて。「三大欲求が揃った」とは言っても、油断は禁物。引き続き消化の良い食事を心掛け、生もの(魚介類をはじめ、私の場合、生野菜も当分禁止)や刺激物は避ける。睡眠をしっかり取る。疲れたら無理せず休む。体力回復のためにも、出来る家事は積極的にこなす。なるべくストレスを溜めない…等を念頭に置き、日々の生活を送っております。

 

私は、最早中毒と表現してもいいほど“書くこと”が好きな人間ですが、入院中は日記(手書き)もブログ(PCかスマホ)も思うように綴れず、そりゃもうストレスが溜まりまくって爆発寸前でした。面会禁止で身近な人と話が出来ない上、思いの丈を文字化することが叶わないことの辛さ、“心の声”を吐き出す場所がないことの苦しさ…。プラス、日記をつけられない間は、何やら頭の中がごちゃつくというか、いろんなものの整理が上手く出来なかったような気がします。これまでは、「書く」+「それを読み返す」行為によって、自分の気持ちや考え、起きた事象、相手もしくは周りの思い等を理解したり、確認したり、想像したり──そういったことが自然に出来ていたんだなぁと実感。改めて、普段使っている日記帳や、当ブログの存在に感謝しました。言葉、そして文字があり、それを“共通のツール”として多くの人と分かち合える時代に生まれて良かったです。言葉や文字が誕生する以前の時代の人々は、どうやって意思の疎通をはかっていたんだろう。絵とかジェスチャー…? そっちはそっちで、めちゃくちゃ興味あるなぁ。

 

告知しますか、しませんか

約束の時間は13時半。なのに、1時間経っても2時間経っても、まだ彼と会えない。やっと会えたのは、16時半を少し回った頃。「お待たせしてしまってすみません」「いえ、大丈夫です」。全然大丈夫じゃないのに、強がってしまう私──。

恋愛小説ならだいぶロマンチックな状況ですけれど、これは病院内での、何てことはないお話です。いや〜、私は完全に知識不足でした。大病院の外来って、随分前から予約していようとも、長時間待つことがザラにあるんですね…。こういう病院とは無縁の人生を送ってきたから、全く知らなかったなぁ。

 

というわけで、退院後の経過を診てもらうため、16日間お世話になった病院へ行ってきました。「患者の数も相当多いだろうし、多少は待つだろうな」と覚悟していたものの、3時間以上待たされる(笑)とは予想外。幸い体調が安定していたから耐えられましたが、これ、もし具合が悪い時だったら厳しかったかもしれません。大きな病院は、最新の設備も整っているし、医師や看護師、そして病床の数も十分だけれど、「働きながら通うのは無理っぽい」と感じました。仕事の合間を縫って通院するには、あまりにも時間が読めなさすぎます。周囲には、私以上に長い時間、ずーっと待ち続けている患者さんも大勢おられました。まぁ、どんなことも一長一短ですから、時と場合によって使い分けるしかないですね。

 

さて。肝心の診断ですが、「病気は8割方治っていると言って差し支えないでしょう」とのことでした。よ、よかったぁ(感涙)♪  来月、少し大掛かりな検査(←気力と体力を要する検査のため「今すぐ実施するのは難しいです。1ヶ月後までにしっかり体力作りをしておいてください」とのお達しが…)をして、その検査で問題がなければ一応完治とみなされる模様。何種類か処方されていた薬も「もう服用しなくてOK」となり、「ここからは第二段階=日常生活を取り戻す。日常が取り戻せたら、第三段階=体力作りへ移行してください」との指示をもらったので、現在は仕事を休業して“日常を送る”ことを第一に考えています。完治するまで結構な時間が掛かりそうだから、「最悪の場合、退職もあり得るな」と思っていましたが、会社は大変心配してくれた上、深い理解を示してくれました。

「頑張ってリハビリに臨むつもりですが、果たしてどれくらい回復するかはやってみないと分かりません。それと、たとえ繁忙期でも、以前のような無理は出来ないと思います。やはり命が大事なので…」

「命が大事なのは当然です、よく分かります。会社としては、入院前と同じ仕事量がこなせなくても、ぜひ戻ってきてほしいと思っています。今は安静にして、完治したら復帰してください。社員一同待っています」

上記のように言ってくれたため、お言葉に甘えて3ヶ月ほど休養させてもらい、その後「辛い時は無理しない。遠慮せず、周りを頼る」という前提で復帰する予定です。ただし、これは私だけじゃなく社員全員に言えることだと思います。会社全体の働き方を見直す意味でも、「今回のことを一つの“良いきっかけ”として活かせれば」と勝手に思っております、ハイ。

 

それはそうと、血液検査の結果用紙を2枚、担当医より手渡されました。1枚は先月緊急入院した時のもの、1枚は診察当日のものです。入院中(5日目)に「今だから言えるけど、入院時の血液検査の数値は『これ大丈夫なの⁉︎』っていうくらい高かった」と告げられていたので、「先生、ちょっと危なかった数値ってどれのことでしょうか?」と質問。

「あぁ、これとこれです」

(心の声:1つじゃないんかーい!・笑)

「こっちは0~0.14が正常値なんですが、◯◯さんはなんと40以上。で、こっちは3,300~8,600が正常値、◯◯さんは30,000以上。現在もまだ正常値に戻ってはいないけど、この時に比べたら全然いいですよ。40倍っていうのはなかなか見ない数字ですから、思わず二度見してしまいました。かなり辛かったでしょう、本当によくここまで回復したと思います。頑張りましたね」

(心の声:そ、そうなんだ…。なんか、想像以上にショックが大きいな…)

 

先生が、今日まで具体的な数値を言わないでいてくれたことに、ものすご〜く感謝しました。もし一番弱っている時に告げられていたら、心が折れて自暴自棄になっていたかもしれません。私、今までは自分のことを「仮に重い病気だとしても、本当の病名や症状を隠さず、きちんと告知してほしい派」だと思い込んでいたけれど、ひょっとしたら違うのかもしれないなぁ。入院中も、「楽になりたい」などというしょうもない考えがよぎり、うっかり病室(ちなみに9階)の窓を開けてしまったりしたし、意外と脆い部分もあるような気がしてきました。

そのあたり、夫はどう思っているんだろう? 出来るだけ早いうち、お互いの考えを知っておいたほうがいいのかもしれないな。家族なわけだから、今後何かあった時に「告知しますか?」と訊かれる可能性、ゼロではなさそうだもんなぁ…。

この議題、早速夫と話し合ってみようと思います。

 

 

 

【コラム㊶アラーム音】

私が女風を利用する際は、お店を問わず、120分コースを選ぶことが多いです。当初は「時間、あとどれくらい残ってるのかなぁ」とか「そろそろ90分くらい経つ頃かな?」とか考える余裕なんてなかったけれど、数回目の利用で「あ」と思う出来事が。


それは、その日のセラピストさんが、施術前にセットしておいたであろう“スマホのアラーム”。プレイ後ベッドでまったりしている時に、突如彼のスマホから“寝ている人を叩き起こす感じの音”が大音量で鳴り、部屋中に響き渡りました。「ジリリリリリリ〜‼︎」タイプの目覚まし時計っぽい音、と言えば分かりやすいでしょうか。

これ、甘いムードが台無しになるばかりでなく、お客さんがビビリの人だった場合「ビクッ!」となって心臓に良くないし、何より、もんのすごく萎える&冷めるんですよねぇ…。仮に「じゃ、時間だからシャワー浴びよう」とでも言われてベッドから連れ出されたら、取られたその手を振り解き「あーハイハイ。あなたサッと浴びて、先に帰ってくれる? もう用は済んだんだし、一緒にお風呂入る必要ないでしょ? 私は一人でゆっくりしたいから、なる早で出てってね♡」と返すと思います。


それはさておき。私は、この経験のおかげで「今までのセラピストさん達は全員、『アラーム以外の方法』で上手に時間を計ってくれていたんだ」と気付くことが出来ました。貴重な“気付き”をありがとう、あの時のデリカシーのない彼(笑)!


中には全然気にならないユーザーさんもおられるかと思いますが、私はこういうタイプの接客が好みではありません。まぁ、“一気に現実へと引き戻す効果”としては抜群なので、敢えて盛大にアラームを鳴らすセラピストさんも存在するみたいですけどね(ユーザーを沼らせない意味で)。

なお、私がこれまでお世話になったセラピストさんのうち、アラームガンガンだった方は計3名。あくまで私調べですけれども、全体の数としては“アラーム派”はそんなに多くないのかもしれません。


ちなみに、これって男性向けの風俗だとどういう感じなのかしら。今度、訊いても大丈夫そうな男友達(笑)を選んで「終了の合図」を調査してみようかな〜。

 

各々のポリシー

皆さま、先程の地震(10/7、22時41分頃発生)は大丈夫でしたか? かなり揺れが大きく、地域によっては停電した箇所もあるようです。しっかし、何度聞いても「緊急地震速報」の音って心底ビクッとしますねぇ…。

 

それはそれと致しまして。

私の友達の中に、いわゆる“千人斬り”をしてきたようなタイプのメンズが2人います。


一人は、数日前の記事「不惑の脱毛」及び「プラトニック・エロティック」の登場人物・Uさん。彼は男前で仕事も出来る上、“本命女性を見極める目が絶望的”という世にも素敵な欠点(笑)があるため、ヤリチ…いえ、遊び人と分かっていても、周りの女性たちからあまり警戒されない&嫌われません。何を隠そう、私も昨年、一度だけ“夜のお誘い”を受けたけれど、それもすごくサラッとしていたし、お互いそのことを気にしていないので、友人関係への影響はゼロ。連絡を取る頻度も、以前と変わらずそこそこ高めです。


ちなみに、Uさんのハンティングスタイルはこんな感じ。自分や相手にちゃんとしたパートナーがいても、その点は全くお構いなし。「タイプ♡」「一戦交えたい」と思う女性に出会ったら、「まるで挨拶でもするかのように口説く」そうです。相手からパートナーの有無を訊かれた時は、正直に「いるよ」と答え、「だったらNO」と言われればスッと引き、快くOKをもらえれば「では参りましょう」とホテルへ向かう。彼の中のルールは、「パートナー以外は絶対自宅に入れない。あくまで“浮気は外で”」「商品(=自社タレント。Uさんの勤務先はモデルエージェンシー)には手をつけない」という2つのみ。あとは「彼氏がいようが夫がいようが躊躇わない」んだとか。

「バレたら双方修羅場だし、相手が既婚者のケースだと最悪、結構な額の慰謝料を払うことになるかもしれないんだよ? だいぶ勇気あるよね」

「その時は潔く払えばいいじゃん。『是非にお手合わせを』と感じた人と、言葉も交わさず別れるなんて勿体無くない? せっかく出会えたのにさ~」

なるほど、常に“慰謝料を支払う覚悟”をもって口説いているわけですね(笑)。納得。


もう一人は、私が結婚前「最後の恋」をした相手であり、同時に“性の扉”をバーンと開けてくれた恩人でもあるKTさん。彼は一般人ではないこともあり、超絶男前…というか彫刻並みに整った顔面の持ち主で、Uさんの比じゃないほど、それはそれは見事な斬りっぷり。約3年前、一夜を共にして告白→玉砕したあと仕事以外では会っていませんが、何やかんやで連絡は引き続き取っています。


さてさて、Uさんとは正反対のKTさん。独身時代は私のことを下の名前で呼んでいたのに、結婚後は旧姓名字+さん付けに早変わり。連日飛び交っていた下ネタもほぼ無くなり、送られてくるLINEといえば、業務連絡(ライブやらリリースやらのお知らせ)とか仕事上の相談とかだけ。一般人ではないため万一の流出(人妻との“赤裸々下ネタトーク”は、そりゃいろいろとマズイですからねぇ・笑)に備えリスクを減らすのは当然ですが、彼の場合、決してそれだけではないように思います。


KTさんとプライベートで最初に会った際(※当時私は雑誌編集部に籍を置いており、彼の担当記者をしていました。その縁で、現場以外でも時間を共有することが割と多かった)、まず「独身?」「彼氏はいるの?」と訊かれてビックリ。その時は「何でそんなこと確認する必要があるんだろう?」と不思議でしたが、後々理由が判明します。そうです、KTさんは「彼氏持ちには手を出さない」主義だったのです。それも、“もし公になったらいろいろ面倒”とか“イメージダウン”とかではなく、「彼氏側の気持ちになっちゃうから」だそう。

「仮に『自分の彼女に浮気されたら…』って想像すると耐えられないし、多分許せなくて別れることになると思う。だからどんなに好きなタイプでも、たとえ向こうからアプローチしてきたとしても、彼氏持ちの女性とは絶対にセックスしない。これは100%、誓える」

「いやいや、そんなことドヤ顔で言う前に(笑)、浮気自体をやめたらどうですか? 歴代の彼女だって、あなたに何度も浮気されて『もう耐えられない』って感じてたと思うけどなぁ」

「僕はいいの。めちゃくちゃ性欲強いし、あと、君には今さらだろうけどさ、この顔面だよ。ある程度は仕方ないと思わない?」

「…まぁ、そうね…うん…(棒)」

〔あなたを上回るレベルの美しい&整った顔立ち、且つ『彼女一筋!』な方、芸能界にはゴロゴロ転がっております。実際何人も存じてございますよ、このドアホゥ〕という心の声を、3年前の私はぐっと飲み込んだのでありました。偉いぞ、自分(笑)。


いずれにしても、「遊び人には遊び人のポリシーっていうか、“譲れないルール”みたいなものがそれぞれあるんだなぁ」と妙に感心したことを覚えています。10~20代の頃は“遊び人”というだけで嫌悪していた部分もあったけれど、今は「本人や周りがよければそれでいい」「私には害もないし、どうでもいいっちゃどうでもいい気がする」と思えるようになりました。

プラス、「遊び慣れてる人って安心&楽だなぁ」という感覚もあります。女性の扱いに慣れている・話題が豊富・立ち居振る舞いがスマート・大抵お洒落・美味しいお店を知っている・あらゆる意味でさっぱりしている等々、“人としての付き合いやすさ”が抜群で、一緒にいて楽しいし疲れない。だから、30代半ば以降はむしろ大歓迎といいましょうか、「おいでませ遊び人!」という心境にすらなってまいりました(笑)。自分でも知らなかった自分に出会えて、「人間って面白いな〜」と実感しまくっております。


私は現在、不惑。“この世界であと何年くらい生きるのか?”なんて皆目見当がつかないし知りたくもないけれど、外見はもちろん、こうやって内面もどんどん変わっていくんだろうなぁ。自分のことながら、とーっても興味深いです♪

 

口を出すな、金は出せ

先日(10/1)の発表を見て、「まるでヤ◯ザだな…」と思いました。少々乱暴な言葉で表すならば、「さっさとみかじめ料よこしやがれ! 文句なんざ言わせねぇぞゴルァ‼︎ テメェらは黙って金出しときゃいいんだよ」みたいなイメージです。


「結婚は30歳までに」との考え自体は、それこそ個人の自由ですから何の問題もないと思います。でも、だったら、それ相応の相手(家柄や学歴はもちろん、常識人であることも重要)を前もって見つけておいてくれ、或いは途中で軌道修正してくれ、と言いたい。もしくは、「1円たりとも税金は使わない」と宣言&きちんと実践した上で、アメリカでもどこでも望む場所へ行けば結構。現状では、やり方が汚いというか卑怯というか、とても“多額の税金を投入してまで保つ品位”があるようには見えません。


このタイミングでの、唐突すぎる「複雑性PTSD」公表。「“病人”なんだから、26日の会見で問い詰めるような真似は一切してくれるな。悪化でもしたらどうするんだ?」と、全方位的に脅しにかかっているとしか思えない。各メディアやコメンテーター等も、手のひらを返したように祝福ムード一色です。強い圧力をかけて黙らせる、ねじ伏せる。『報道の自由』ばかりでなく、庶民の『言論の自由』までも奪う。ここはずーっと日本だと信じていたけれど、もしや北朝鮮なのか?


籠の鳥は嫌、愛する人と好き勝手に暮らしていきたい。ただしその生活を守るために、籠から出た後も“籠の恩恵”だけは受け続けたい。自己主張はしっかりするけれど、下々の者が求めている説明責任は果たさない。肝心なことは何も話さない、質問もさせない──。


ここまで酷い茶番がまかり通ろうとしているなんて、本当に情けないし悲しいし馬鹿馬鹿しい。彼女は、国民を一体何だと思っているのだろうか。ま、あの様子じゃ“私たちのお財布よ♡”くらいにしか思っていないのかもしれないなぁ。2人揃って、ある意味仲良くタカリ体質&ヒモ体質とは…怖すぎる。


あんな人達のために多くの税金と労力が費やされ、大多数の庶民が「おかしい」「納得できない」と感じているにもかかわらず、それを止めることも意見することも許されない国で生きているのかと思うと、全てにおいてやる気が失せます。税金の無駄遣いとともに、“モチベーション低下”“愛国心喪失”の面においても、この結婚の責任は重いと思う。心底「やってられない」という気持ちでいっぱいです。


◇◇参考資料◇◇

国境なき記者団”が毎年発表している、「世界報道自由度ランキング」(Press Freedom Index=報道自由指数)というものがあります。世界180の国と地域を対象に調査するもので、2002年よりスタート。さて、日本の「報道自由度」はどれくらいなのでしょうか?


今年4月に発表された、2021年度の順位は67位でした。G7の中ではダントツ最下位です(ドイツ13位・カナダ14位・イギリス33位・フランス34位・イタリア41位・アメリカ44位)。ちなみに、1位を獲得したのは5年連続でノルウェー、ワーストとなる180位はエリトリア(なお、北朝鮮は179位。近隣国で言うと、韓国42位、台湾43位、中国177位)。


日本の最高順位は、2010年度の11位、歴代2位は2012年度の22位。最低順位は2016&2017年度の72位、次点が2018&2019年度の67位。つまり、今年は歴代ワースト2位タイなわけですね…。このままだと、どんどん下がっていく一方なんだろうなぁ。

 

 

 

 

不惑の脱毛

遡ること数ヶ月前。16年来の友人(男性)とLINEしている最中、「ちょっと相談があるんだけど…引かない?」と言われました。

「いやいや、Uさんの言動は確かに突拍子もないこと多いけどさ笑、私今まで引いたことなんてあった?」

「そういえば一度もないねぇ」

「でしょ? 安心して話してよ」

「じゃあ遠慮なく。実は俺、下の毛を永久脱毛しようと思ってて。どうかな?」


もし対面していたら「知らん! 勝手にやってくれ」と言い放っていたかもしれませんが、LINEなので踏みとどまり、本音を文字化せずに済みました(笑)。

「どうも思わない。その前に、彼女は何て言ってるの? もう意見聞いた?」

「彼女って?」

「ほら、前にゴハン行った時『今同棲してる』って言ってた彼女」

「あぁ、別れた。今フリー」

「そうなんだ。あ、だから女友達にリサーチしたい的なこと?」

「まぁね。で、どう? 男がつるつるだったら引く?」

「全然。私はむしろ好きだよ。過去につるつるの彼氏もいたし。ただ、みんながみんなすんなり受け入れるとは限らないけどね。っていうか、私も質問していい? 不惑を過ぎて、急に脱毛したいと思ったのはどうして?」


Uさんは男前&めちゃくちゃ遊び人(笑)だから、てっきりエロス方面のレスが返ってくるとばかり思っていたのですが、答えは全くの予想外でびっくり。何と「将来、介護される身になった時のため」だというのです。

「別に病気になったとかじゃないんだけどさ、先輩方から言われるわけよ。『親が下の世話とかしてもらう時、毛が邪魔になるケースがすごく多い。介護士さんとか看護師さんにも申し訳ないし、ふさふさだと不衛生になりやすいから本人も気持ち悪いしで、介護前に無くしときゃよかったなと。だからお前ら、若いうちから永久脱毛しとくのも手だぞ』って」


その時は「へぇ、そうなのか~」くらいにしか思わなかったけれど、今回自分が入院し、実際紙おむつを着用する立場になって「一理あるな」と感じました。特に、尿道カテーテルを挿入していた数日間は。


私自身は永久脱毛しておらず、セルフで形や長さを整える程度のお手入れしかしていません。ただ、頻度的には割とマメかなと思います。入院中は当然お手入れが出来ないため、アンダーヘアは普段より長め。そのせいか、尿道カテーテルにヘアが絡み付き、なかなか取れないことが度々ありました。これがまぁ、かなり痛い。シャワーを浴びられるようになったのは入院5日目以降なので、それまでの間は結構不快でした。プラス、確かに不衛生な部分もあったと思います。カテーテルが入っているから、正直言って尿の拭き取りも100%ではないし、ウォシュレットを使用したとて限界があります。そりゃあ使わないよりは断然いいけれど、シャワーのように全方向から洗浄できるわけじゃないのでね…。


気になって調べてみると、“介護脱毛”と呼ばれている(というか、美容業界がそう名付けてガンガン売り出している?)らしく、「40代でVIOゾーンを脱毛する人が急増中」との記事がたくさん出てきます。医療脱毛はレーザーだから、白髪があると照射出来ない(黒い色素にしか反応しない)んだそう。よって、「アンダーヘアに白髪が目立ち始める40代のうちに…と考える人が増えている」とかいないとか。ただし、よくよく深掘りしてみますれば、現役介護士さん&看護師さんは「脱毛なんて必要ない」と考えている方も多いみたいですね。「高齢になると大抵の人は毛が薄くなるから気にならない」「毛があることの弊害を感じたことはあまりない」等々(もちろん、「つるつるのほうが衛生的だしお世話も楽」という意見もあります)。

 

私は今のところ、「永久脱毛まではしなくていいかな」という考えです。アンダーヘアも何かしらの役割があって生えているんだろうし、もともとふさふさなわけじゃないから、どんどん薄くなる可能性も高い。まぁ「今のところ」の考えなので、将来はどうなるか分からないけれど、それより何より“介護の必要がない体”を作っていくことのほうが重要なのでは?と思っています。昔から耳にタコが出来るほど聞いてきた、『バランスの良い食事と適度な運動』。これに勝る健康法はいまだ発見されていない予感が致しますので(笑)、徐々にではありますが、積極的に体を動かすことを考えていきたいと思います。コロナ以降はジムも退会してしまったけれど、やっぱり自己流じゃなくプロのもとに通ったほうが安心だよなぁ…。次の検査の際、担当医に「運動はいつぐらいから始めて大丈夫ですか?」って訊いてみよう♪

 

ちなみに、Uさんとはこの方です。

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ついでに、つるつる彼氏情報も(笑)。

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