女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

あざと子犬

皆さま、GWはいかがお過ごしでしょうか? 私はたまった家事を片付けたり、未開封だったDVDを観たり本を読んだり、以前から欲しかった靴がやっとこさ手に入ったりと、そこそこ充実した日々を送っております。そして、昭和の日(4月29日)と憲法記念日(5月3日)は女風を満喫してまいりました。こんなに短いスパンで利用したのは初めてだけれど、「女風三昧のGWを過ごす」と決めていたからよいのです、大奮発です(笑)! 

 

まずは第一弾、“昭和の日”をレポートしますね。

 

指名したのは、お気に入りセラピストの一人・子犬ことNさん。女風体験記「子犬を愛でる」を読んでくださった方はご存知かと思いますが、彼とは前回、合意の上で性行為に及んでいます。その後カラダが疼いて仕方なかったけれど、いつの間にか収まっていました。だから、ごくフラットな気持ちでNさんに会えた。

 

待ち合わせ場所からホテルまで、そしてホテルに着いてからも、彼は相変わらずの子犬っぷりを発揮。手やら腰やらいろんなところを触るのはもちろん、私の胸に顔をうずめたり、太腿に頭を乗せたりと怒涛のスキンシップ攻撃です。そういえば、いつもNさんを抱きしめるばかりで、抱きしめられたことはあまりないような気がする。まぁ、彼すごく華奢だし色白だしお肌つるつるだし言動も顔もカワイイから、「この人に抱きしめられたい」っていう感情も特にないんですけどね(笑)。

 

あと、Nさんは読書家&博識で話題が大変豊富。その日もイチャつきながら実り多き話を30分ほどし、各々シャワーへ。下着+ガウン姿で待っていると、下半身にバスタオルを巻いた彼がバスルームから出てきました。「あれ? ガウンもう一枚あったよね?」と尋ねたら、「うん。でも要らないかなと思って」とタオルを取り、すぐさま全裸に。Nさんは“施術前から下着をつけない派”だし、確かに要らないと言えば要らないのだけど、ムードがないというか何というか、あれはちょっと残念でした。私が脱がせたかったのにな~。

 

そしてベッドの上で向かい合い、優しくキスしてくれたと思ったら、前回同様マッサージなしでいろんな攻めがスタートしています。当日は仕事の疲れがたまっていたこともあり、普通のマッサージをガッツリ受ける気満々でした。「いやいや、この前受けれなかったし、今日はマッサージしておくれよ」と伝え、一旦仕切り直します。やっぱり彼、マッサージ上手いなぁ。極楽、極楽♪

 

でも何だか短めに終わってしまい(笑)、早くも性感マッサージへと移行。その性感も大して時間をかけないうちから、Nさんの秘部は完全にトランスフォーム。そうですか、そうですか。元気で何よりだし、私の経験上はそういう(=反応している)セラピストさんのほうが多かったから、別段気にせず身を委ねます。けれどしばらくすると、「すごいムラムラしてきちゃった。ねぇ、今日もエッチしたいな。挿れてもいい?」と彼。う~ん、今日の私はどっちかって言うとエロスよりも癒やされたい願望が強く、「セックスしたい」とは思っていない。「そうだなぁ…」と即答せずにいたら、つぶらな瞳をウルウルさせつつ「お願い! 僕、◯◯(←私の名前)と一緒に気持ちよくなりたいな♡」の台詞。はぁぁ、私って、自分のセールスポイントを把握しきった、あざとカワイイ生き物に弱いんだよなぁ。Nさん、キミは一体いくつの時から己の可愛さに気付いていたのでありましょうか? あ、生まれつきか。だって子犬だもの(笑)。

 

そんなこんなで結局OKしてしまい、この日の彼は合計4回発射。実に元気だ。ただ前回と違い、私のほうはそこまで気持ちよくありませんでした。よって、2回目を終えた後「ちょっと試してみない?」と、今までしたことのないプレイを提案。私は基本ニュートラルですが、SにもMにも興味を持っているし、ある程度相手に合わせることが可能です。Nさんは多少Mっ気があるため、彼に目隠しをして視界を奪い、“Sっぽい攻め”に専念してみました。例えばこんな具合。


敢えて何もせず、少し放置する。唾液を垂らし、バストトップをグリグリしたり強めに弾いたりする。彼の口に、私の指を突っ込んで「上手にしゃぶって」と命じる。「今自分が何をされているのか」を言わせる。秘部にあんなことやこんなことをしちゃう。挿入すると伝えずに、唐突に騎乗位で犯す…等々(過去の“M彼氏”たちに要求された技の数々を総動員・笑)。


Nさんの紅潮した顔や、こらえようとしても漏れてしまう甘い声は堪能できた&めちゃくちゃ可愛らしかったけれど、私自身はそんなに興奮しませんでした(真性のSじゃないから当たり前といえば当たり前ですが)。単に彼を楽しませただけで終わってしまったなぁ(笑)。それに、“いつでも本番が出来る人”認定されてしまったような感じもして、何となくモヤモヤ。私が思う“プロ意識”と、彼が思うそれとは違うというか、「もしやだいぶ開きがあるのかもしれない」と感じました。

 

Nさんとは話していて本当に楽しいし、毎回新しい知識を得られるから勉強にもなります。でも、現時点では「しばらく指名しないでおこうかな」と思っています。次回指名するとしたら、それは多分、彼とじっくり話をしたい時か、「セックス」がしたい時。“いつでも本番が出来る人”と思われているなら、こちらもそれを利用すればいいというか、考えようによってはすごく便利な存在となり得ます。前回のように、“セックスへの欲求が高まっている時”なら私も楽しめるだろうし、「お金は掛かるが、秘密が漏洩してしまう心配も、あとくされも一切ないセフレ」と捉えれば、それはそれで全然アリな気がします。むしろウェルカム♡

 

女風ユーザーとなって、かれこれ1年半。私は、“女風の未知なる便利な使い方”を発見してしまったのかもしれません♡♡♡