女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

おもちゃ職人

入院を挟んで約2ヶ月半ぶりに女風を利用し、お気に入りセラピストさんとのエロい時間を楽しんだ数十分後。自分が思う以上にムラムラしていたのか、はたまた女風の利用を再開したことで、エロスのスイッチが常にオン状態となってしまったのかは不明ですけれども(笑)、私の手はごく自然にスマホへと伸びていました。そして、退院後にリサーチし「イイ感じ♪」と狙いを定めていたセラピストさん数名をじっくりチェック。気が付いた時には、その中の一人に予約を入れておりました。

 

さて。7月下旬にアップした記事「『女風体験記』の今後について」内で、「この先『女風体験記』の更新は致しません」と書きました。詳細は、前述の記事および「ブログバレル」をご参照いただければと思いますが、かいつまんで言うと、「更新しない」と決めた理由はこうです。

◎お気に入りセラピストさんの一人が、当ブログに辿り着いて本人の記事をあらかた読んでしまった模様→今後は、指名する度に「詳しくレポートされる」と分かった上での施術になる→そうなったら、私もセラピストさんもあまり楽しくないだろうし、ブログを読んでくれている方にも“ありのままの女風”をお伝えすることにはならない→だから投稿自体をやめる

流れとしては、こんな感じです。

 

しかしながら先日、状況が変わりました。このセラピストさんが、お店を辞めたことが判明したのです(【コラム㊷“お気に入り”ロス】参照)。であれば、「女風体験記」を復活させるのもアリかしらんと逡巡。ただ、元・お気に入りセラピストさんが、同僚やオーナーに「こんなブログありますよ」と話していないとは限らないし、開設当初に比べてアクセス数も伸びているため、今後同じことが起きる可能性もゼロとは言えない。よって、「これは是非お伝えしたい!」とか、私の中ですごく印象に残った施術とか、そういうケースに限り「たま〜に投稿する形を取ろうかな」と考えています(※この先、状況次第で再び変更することもあり得ます)。

 

それでは、早速レポートにまいりましょう。

 

数名の候補の中から、私がそのセラピストさんを選んだ決め手。それは、“元AV男優”という肩書き、可能なプレイの豊富さ&多彩さ、そして、やや素っ気ないけれども「きっと本音で書いてるんだろうなぁ」と感じさせる文章──以上の3つに、強い興味を持ったからです。ホームページを隅から隅まで読み、「話をしてみたい。いろいろ訊いてみたい」と思いました。

 

待ち合わせ場所に着くと、意外なほど“普通の方”が待ってくれていました。顔立ちや服装を含め、街に馴染みまくった(笑)、本当にごく普通の雰囲気。百戦錬磨のセラピストさんなので、勝手にフレンドリーな方をイメージしていたのですが、そういう感じでは全くない。ニコニコするでもなく、積極的に話しかけてくれるでもなく、至極淡々としています。う~ん、ちょっと不安…。

 

緊張がほぐれないまま、あっという間にホテル着。世間話もせず、私はソファー、彼はベッドに腰掛けてカウンセリングが始まりました。「お客とセラピストが、こんなに離れて座ることもあるんだぁ」と思いながら、質問項目に答えていきます。女風の利用歴とか、「どうして僕を指名してくれたの?」とか、してほしいこと&してほしくないこととか、定番の質問がいくつか続いた後。「お主、遠慮なしにグイグイ踏み込んできますな〜」と感じることを次々訊かれます。

「オナニーの方法は?」

「おもちゃを使った経験はある?」

「外イキが多い? それとも中イキ?」

「うつ伏せ派? 仰向け派?」

「脚は開いてる? ピーンとしてる?」

「イキやすい? イキにくい?」…etc.

左手にカウンセリングシート、右手にペンを持ち、一切淀みなく喋るその姿は、さながら老舗レストランのウエイターさん。ものすごくエロいことを訊かれ続けているのに、あまりにも事務的すぎて、途中から「ドレッシングは和風になさいますか、シーザーになさいますか」「パンとライス、どちらをお持ち致しましょう?」とでも尋ねられているような気分になりました(笑)。

 

シャワーを浴び、ベッドに横たわって待っていると、「じゃあオイルマッサージ始めるね。最初はうつ伏せで」との指示。ハグやキスなしで、いきなりマッサージというのは久しぶりだけれど、“心の交流”が出来ていないせいか、キスは若干抵抗があります。だから逆にありがたかった。

 

まずは脚。オイルを垂らされて初めて分かったのですが、これまでお世話になってきたセラピストさんと明らかに異なる点が。それは、あらかじめオイルウォーマーでじんわり温めておいてくれたこと。うわぁ、あったか~い、気持ちい~い♡ 

「オイル、温めといてくれたんだね」

「うん。もう結構寒いし、そのままだと冷たいと思って。特に女性は、冷えるのイヤでしょ?」

この人、別に事務的なわけじゃないのかもしれないな、と感じました。正確な情報をなるべく沢山集めて、“そのお客”に合った施術をしようと努めているだけなのかもしれない。カウンセリングの時も、「昔からイキにくいんだけど、それはあんまり気にしてない」と言ったら、「うん、分かった。濡れ具合とか、様子見ながら進めるよ。でもね、大前提として、“男がイカせる”っていうのは無理なんだ。自分でイカないと、女性はイケないからさ」と返ってきて驚愕。へぇ、そうなんだ! 初めて聴く話だなぁ、めちゃくちゃ興味深い。

 

うつ伏せでのマッサージが終わり、促されて仰向けになります。同じく脚から始まって、徐々に上半身へ。それまでも、いろんな箇所をちょいちょいリップしてくれていたけれど、その唇が胸に到達した瞬間「ひゃっ」という感じの声が出ました(笑)。いやはや、気持ちいい&とんでもなくエロい。舐め方も舌の動きも、「じゅるじゅる」という大きな音も、とにかく全てがエロすぎる。さすが元AV男優。続いて彼の舌が捉えたのは、私の秘部。今度は「ひあぁぁぁぁぁ」的な声が出てしまいます。繊細さと大胆さが入り混じった、絶妙な緩急の攻め。しかも、実に細かいパーツごとに攻めてくれて、め~っちゃ気持ちいい。いやぁ、やっぱり“その道のプロ”ってのはスゴイなぁ。

 

すると、「もう十分濡れてるから大丈夫だね」の声。「はて、何が大丈夫なのか?」と思っていたら、鈍い“ヴォォォン音”がしたと同時に「当てるよ」。「当てるって何を?」と尋ねる時間すら与えてもらえず(笑)、陰核に刺激が。

「えっ⁉︎ 何コレ?」

「ウーマナイザー」

「それ何?」

「クリ吸うやつ」

一瞬、「この世には、そこ専用のおもちゃというものが存在するんですねぇ」と感心したけれど、押し寄せる快感の波に負け、もはや口がきけません。「すごく気持ちよさそうだし、もうちょっと上げよっか」と振動…もとい吸引(?)を強くされ、考える力が一気に低下。「おもちゃの経験1回しかないって言ってたけどさ、全然行けそうじゃん。じゃあ次は電マね。両手貸して。ほら、自分で持ってクリに当てて」。

 

「は? 自分で当てるって何?」と抗議する時間は当然のごとく与えてもらえず(泣)、彼に誘導されるがまま、生まれて初めて“電マ”なるものを持ちます。最初は彼が手を添えてくれ、「いい? こうだよ。ちゃんとココに当てといてね」と自分の手だけにされてしばし放置。「いや、刺激強くないすか? こんなの当てとくなんて無理っす」と思い陰核から離した途端、「誰が離していいって言った?」と強めの口調へ変貌を遂げました。なるほど、あなたドSなのね。「しっかり当てとけよ。中も気持ちよくしてやる。最初は辛いぞ。いいか、最初の30秒は辛いからな。けど30秒我慢すれば、あとはひたすら気持ちよくなるだけだ」。

 

そう言うが早いか、返事をする前にバイブをにゅるりと挿入されました。挿れてから振動させるのではなく、既にかなり振動しているバイブ…だから「最初は辛い」わけですね。私は多分、これまでの人生で一度も出したことのないような、文字化するのが困難に感じられるような声を出していたと思います。痛くはないけど、刺激が強すぎる。思わず、電マを持っている手を離しそうになりましたが、「離すな!」と押さえつけられます。「もう無理ぃ」と泣きそうになっていたはずなのに、少し経つと「あれ? 何かすっごく気持ちいい」に変化。「ほら、良くなってきたろ?」。

 

そして彼は、またまた私の許可なく唐突に(笑)、そりゃもう大量のローションを胸に垂らします。「電マ持っててやるから、自分で乳首弄れ」。え~っ‼︎ そんなのしたことない、恥ずかしい。「早くやれよ。やらないと、電マもバイブももっと強くするぞ」。やりますやります、やるからこれ以上強くしないで~!

 

やってみた結果…めちゃくちゃ気持ちよかったです、ハイ♡♡♡ 当たり前かもしれませんが、電マ使いもバイブ使いも非常に上手くて、めでたく女風2回目の昇天をすることが出来ました(1回目は約2年前)。その後も攻めに攻められ、彼も気持ちが乗ってきたのか、己の極太&トランスフォーム済みジュニアを下着から「ぶりんっ」と放り出し、私の口に突っ込もうとしてきたけれど、「それは無理、本気で無理」と真顔で拒否したらスッと引いてくれました。うんうん、さすがに見極め力もある。

 

ところで。私は「彼をリピート指名したいですか?」と問われたら、「機会があれば」と答えます。

第一の理由は、私が女風に「性欲の解消」とともに「癒やし」を求めており、彼には“癒やし要素”が見当たらないから。第二の理由は、尋常じゃない気持ちよさというか、“今までしたことのない様々な体験”にどハマりしてしまうんじゃ…という怖さがあるし、仮にそうなった場合「抜け出すのは難しいかもしれない」と感じたからです。“沼る”という生易しいものではなく、“彼なしじゃいられないカラダになる”と表現したほうが正しい気がします。だって、本当に本当に凄かったんだもん。

彼にとっては「大したことない」プレイでも、私にしてみたら初体験のオンパレード。おもちゃを3つも使うとか、初対面の人に「自分で弄れ」と言われるとか、肉体的にも精神的にもだいぶハードでした。どの仕事においても当てはまるでしょうが、プロとアマチュアの差というのはとてつもなく大きいものなんですねぇ。埋められる気、全くもって致しません(汗)。

 

結局、最後まで愛想の欠片もなかった彼ですが(笑)、同じように悪気もないんだと思います。何より、その素晴らしい施術には大満足ですし♪ 恐らく職人気質というか、「仕事内容のみで評価してくれ」というタイプなのだろうと予想しています。イキやすくなるためのアドバイス等もしてくれたし、あらゆる意味で“刺激的”な時間を堪能して帰路につきました。昨秋、人生初の「オトナのおもちゃ」に挑戦した時は、1ミリも気持ちいいとは思わなかったのになぁ。実に不思議です。


何はともあれ、すっごく勉強になった&最高に気持ちよかった〜!