女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

《小噺 二. 合体》

「今日はどうしてもセックスがしたい!」。そんな日は、女風を選ばないほうがいい…場合もあったりなかったり致します。理由は単純明快。どのお店も、「本番行為は固く禁止」されているからです。

 

だいぶ前の女風コラム【コラム⑭言わぬが花】でも書いたのですが、私は当初、“挿入がないこと”に体が全く慣れておらず、生殺しのような感覚がありました。「舌やら指やらで散々気持ちよくさせといて、挿入なしとは…余計ムラムラするんですけども~!」的な感情ですね(笑)。女風ユーザーになるまで「セックス=挿れるもの」だと思っていたため、慣れるまでに少し時間が掛かったけれど、利用を重ねるごとに戸惑いは減少。心も体も徐々に適応していくのを実感し、「己のカラダながら面白いなぁ」と思ったのをよく覚えています。

 

さて。私には現在、数名の“お気に入りセラピスト”さんがおります。そのうち、合体(←合意の上&お店には内緒で)する方は半分くらい。内訳は、Aタイプ=ほぼ毎回合体、Bタイプ=時々合体、Cタイプ=一度だけチラッと挿入あり、Dタイプ=挿入は一切なし、という感じです。よって「誰を指名するか」は、セラピストさんのスケジュール及び“自分が合体したい気分かどうか?”を考慮して決めています。

 

ほぼ毎回合体するセラピストさんであっても、各人の個性は実にさまざま。その都度「挿れていい?」とか「エッチしたいな♡」とか言ってくれる人もいれば、一度確認して以降、さも当然のごとく(笑)毎度挿れてくる人もいる。彼らがどういうつもりなのかは知りませんが、私は「お互い『したい』と思っていて、きちんと避妊する&双方口外しないのであれば本番OK」という考えです。最初の頃は「お代を払っているのはワタクシなのに、どうしてアナタが果てるのですか〜い?」と思ったこともなくはないけれど(笑)、やがて最終的に気持ちよく&満足させてくれれば、挿入があろうとなかろうとどっちでもいいと言いますか、「大した差はないな」と感じるようになりました。

 

一方、長いお付き合いであっても、一貫して「本番は絶対にしない」セラピストさんもおられます(お店のルールとしては、それが当たり前なんですけどね)。「そういうポリシー」の方もいるし、私とはしない…つまり“他のお客さんとはする”方もいる。従って、例えばSNS等で「何々店・◯◯さんは本番アリ」との書き込みがあったとしても、◯◯さんがお客全員とするとは限らないわけです。逆も同じで、本番ナシだと思っていた方が、指名してみたら全然アリのケースも存在します。まぁ、要するに相手や気分、コンディション等によるのでありましょう。ユーザー側だってそうですもんね(笑)。

 

女風の利用を始めて2年強。私は①相手に依存したり固執したりするのを防ぐ、②その人が辞めてしまった際に次を探すのが面倒、という理由から、“たった一人のセラピストさんを指名し続ける”ことは避けています。もちろん、単に「いろんなタイプの男性と会ったほうが一層楽しめる」「世界が広がる」という思いもありますけどね。そして冒頭の話に戻りますれば、何名かの“お気に入りセラピスト”さんがいることにより、「本番アリかナシかを事前に選べる」というメリットも出てきます。

 

恥ずかしながら、私も「どうしてもセックスがしたい」「ガンガン突かれたい」という日がちょいちょい訪れます。「男性と触れ合いたい」ではなく、「男性と繋がりたい」。ストレートに書けば、そういう欲求だと思います。そんな時は、“ほぼ毎回合体するセラピスト”さんの存在が大変ありがたいというか、はっきり言ってめちゃくちゃ便利です。何のあとくされも罪悪感もなく“気持ちいいセックス”を堪能できて、「ありがとう。またね!」と爽やかに(笑)別れられる。そういった意味でも、「今後も“数名のお気に入り制度”を継続していこう」と思っておりまーす♪