女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

《小噺 二十. 好みじゃないプレイ》

初指名、もしくは付き合いの浅いセラピストさんが相手だと、時に“好みでないプレイ”を繰り出されてしまうことがあります。そういう場合、私はやんわり、且つ穏やかにその旨を伝えるのですが、された瞬間「やめーい!」とストップをかけたくなる行為が合計2つ。

 

一つは、ショーツが伸びるような行為です。

 

ショーツの上から優しく秘部に触れるとか、ショーツの中に手をすべりこませてお尻をむにゅむにゅするとかはむしろ大好き。「私たち、これからも~っとエロいことするんだよねぇ♡」と期待が高まってワクワクします。

でも、ショーツを秘部に食い込ませたり、これでもかと引っ張り上げたりする行為は本当にイヤ。ちっとも気持ちよくない上、ショーツが伸びてしまう可能性が否めないからです。女風を利用する日は、お気に入りやお高めの下着をつけているユーザーも多いんだし、「そこのところ、もうちょっと考えて行動しておくれよ」と思いますね。

そういうシーンはAV等でちょくちょく見かけるけれど、世の男性たちは、その影響…つまり“フィクションの影響”をしっかり受けちゃってるってことなんでしょうか? それとも、セラピストさん本人の趣味なのかしら。いずれにしても、私にとっては不快極まりない行為なので、はっきり&きっぱり「やめて」と言います。

 

もう一つは、お尻をぺちぺちするプレイ。

 

私の経験でしかありませんが、“叩く”までいかなくとも、お尻をぺちぺちしたがるセラピストさんは結構いました。望んだり喜んだりするお客さんが多いのか、はたまたセラピストさん自身の嗜好なのか分からないけれど、私はもんのすごくイヤ。あまりにムカついて、「今すぐお尻を出しなさーい!」とぺちぺちを倍にして返したこともあるくらいです(笑)。


私は基本、SでもMでもないニュートラルゆえ、乱暴なプレイにさして興味がないし、「やってみたい」とも思いません。他人の性癖がどうであれ全く気にしませんが、女風というのは恋愛関係でも不倫関係でもなく、“金銭を介した性的なサービス”です。よって、ユーザーが嫌がることをしたり、欲しくもない言葉を掛けたりするのは根本的に違うと思う。


事前に「◯◯してもいい?」等の確認をせず、“人によって好き嫌いが分かれるプレイ”を突如実施するセラピストさんも中にはいます。それが、あなたにとって好みのプレイなら特に問題ないでしょうけども、少しでも嫌悪を感じたら「嫌だ」と伝えることをオススメ致します。

“その場での意思表示”を怠ると、結果として「好みじゃないプレイ」を延々続行されてしまう恐れもあります。“わざわざお金を払って望まないサービスを受ける”というのは、これ以上ないほど最悪でございますからね〜、ハイ(笑)。