女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

治療完了!

昨年末から始めた歯医者さん通い。当初は“銀の詰め物→白い詰め物に変えてもらう”ことを目的としていましたが、詳しい検査をしたところ、「既に進行してしまっている虫歯が何本かある」との診断結果。「それなら」と全部ひっくるめて治療していただく運びとなり、この度無事に完了したのでございます。

 

◎治療した歯=合計7本

◎期間=半年強

◎総費用=470,410円(レントゲンやらクリーニングやら含む)

 

イヤ高っ‼︎ 人生で一番高い買い物だった歯列矯正(29歳から34歳まで実施)の費用・158万円のおよそ3分の1って…た〜か〜い〜よ~(泣)。まぁ、審美目的は2本だけで、あとの5本は完全なる虫歯治療なので、手続きすれば自己負担額はかなり減るでしょうけどね。

 

それはそれと致しまして。

治療最終日のラストに、私の苦手な「レントゲン撮影」が待ち構えておりました。治療した歯の詳細を確認するため、パノラマ(*撮影装置が頭の周りをぐるっと回り、口腔内の全体像を撮る)ではなく、デンタル(*口の中に小さいフィルムを入れ、3~4本程度ずつ撮る。細部まで観察可能)での撮影です。

私は口に異物を入れられると嘔吐反射が強く出てしまいますゆえ、印象材で型を取るのと同じくらい、このデンタルレントゲンが苦手…。撮影を担当してくれた若手歯科医師もそのことを知っているから、「なるべく早く終わらせますね。一緒に頑張りましょう!」と励ましてくれます。

 

とは言っても、治療した歯の位置がバラバラなので、なんと4箇所にフィルムを突っ込まないといけません。1箇所目で盛大にえずき、涙を流しつつ&休憩を入れつつ、何とか全箇所の撮影を終えました(※1箇所につき2枚。フィルムを突っ込まれている時間が予想より長く、相当キツかった…)。

すると若手医師が、「今(写真を)確認してきたんですが、全部ちゃんと撮れてました! バッチグーです♪」とサムズアップしながらにっこり。え、待って待って。「バッチグー」っていう表現、何年かぶり…ひょっとしたら十数年ぶりに聞いたかもしれない。

「先生、20代ですよね?」

「はい、28です」

「それぐらいの年代の方は、今『バッチグー』って普通に使うんですか? あ、リバイバル的に流行ってるとか?」

「えっと、いや、分からないです。自分は無意識に使ってました(焦)。古いですよね、すいません」

「なんで謝るんですか(笑)」

「すいません。あ! また謝っちゃった(照)」

「ふふ。意外だったから訊いただけなので、気にしないでくださいね」


耳まで真っ赤にして、照れたり焦ったり謝ったりと忙しい先生なのでありました(笑)。

レントゲン撮影は本当に辛かったけれど、このやり取りのおかげで心がとっても和みました。軽く調べたら、「バッチグー」って'90年代に生まれた言葉みたいですね。若い先生が使うと新鮮に聞こえて面白いしほっこりするので、今後もどんどん使っていただきたいです♡