女風は、用法・用量を守って正しく利用いたしましょう。

既婚ユーザー・ネギブロコの女性用風俗利用日記+日常譚

夢の告げ

6月最終日の明け方、めちゃくちゃ謎な夢を見ました。

登場人物は、私と声優・斉藤壮馬さん。私たち2人は友人関係のようで、互いに「最近読んだ本」の話をしながら一緒に電車移動をしています。目的の駅に着くと、想像以上に混み合っていてホームは人・人・人。私は「はぐれそうだから」と彼の腕を掴んで歩くものの、結局はぐれて探し回る…というシーンで目が覚めました。

 

斉藤壮馬さんは間違いなく“推し声優”の一人であり、彼の繊細なお芝居も特徴ある声質も大好きだけれど、他の推し声優さんたちと比べて「特に思い入れが強い」というわけでもありません。ただ、当日は『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』(以下ムビナナ)の4DX版を鑑賞予定だったため、「今日は壮馬さん演じる『九条天を中心に観ろ』というお告げか?」と思い、天のメンバーカラー・淡いピンクのトップスを着て映画館へ向かうことに(*ちなみに同映画の出演キャラは総勢16名。アイドルものゆえ、全員にメンカラが存在します)。

 

私は一人で参戦したのですが、開場を待っている時、同じく一人で来ている女性に話し掛けられました。

「あの…同担ですよね? ちょっとショックだけど、これからも壮馬くんのこと応援していきましょうね!」

〈同担っていうか、基本箱推しだけどもそれはこの際どうでもよい・笑〉 ←心の声

「すみません、壮馬さんどうかされたんですか?」

「えっ⁉︎ ごめんなさい! てっきり知ってるものと思って…」

「何かあったなら教えてください」

「でも、私から知るのイヤかもしれないから…。公式発表されてるので、そちらで確認を…」

「まさか入院とかそういう⁉︎」

「違います、違います!」

「良かったぁ。じゃあ何ですか?」

「言っていいんですか?」

「はい、もう早く知りたいんで(笑)」

「そうですか(笑)。あの、(消え入りそうな声で)壮馬くん結婚したそうです」

「…え?」

「今日発表があったんです。『この度入籍いたしました』って…」

「そうなんですか、めでたいですねぇ。いや〜、壮馬さんが人妻になったのかと思うと萌えるなぁ」

「あぁ、なるほど‼︎ 本当ですね、そう考えると萌えます♡♡♡ ショックが和らいできました!」

「なら良かったです、うふふ♪」

 

彼は可愛らしいお顔立ちだし、BL作品にも多数出演しているせいか、私の中では「結婚した」と聞いても“夫というより妻になった感”が強いです。それに、推し声優さんたちの私生活には関心が薄いので、独身だろうと既婚だろうとバツイチだろうと、そんなものはどうだって構わない(笑)。

もちろん、応援している方々が“大切な人”と出会い、家庭を築いたり一層幸せになったりするのは純粋に嬉しいです。でも、ご本人に祝福のメッセージを送ったりはしないし、ましてショックを受けたことなんて今も昔もない。だから「少し羨ましいな」と思います。身近でない誰か(アイドル・俳優・声優等)に対し、そこまで夢中になったり恋焦がれたりする経験、一度してみたかったな〜。


そういえば、バーチャルシンガー・初音ミクと現実世界で夫婦になった男性が何名かおられますよね。私も二次元であれば結婚したいくらい好きなキャラクターはいますが、だからといって“中の人”と結婚したいか?と問われたらば答えはNO。アニメやゲームにおいて「誰が声をあてるか」は非常に重要だけれど、あくまで“キャラありき”です。まぁ、そもそも声優さん自身の内面について知る術がないので、恋に落ちようもないんですけどね(笑)。


さて。先の彼女と話が弾み、うっかり「実は今朝、壮馬さんの夢を見た」とこぼしてしまった私。すると彼女は、「えぇスゴイ! 発表当日にずるい! 何で私の夢には出てきてくれないの壮馬くーーーん(泣)‼︎」と地団駄を踏んでいました。直後に「まだまだ愛が足りてないってこと…?」と落ち込んでいたけれど、その理屈で言うと、夢を見た私は“斉藤壮馬愛”がものすごく強いことになってしまいます。ひょっとして、自分では気付いていないけど深層心理ではとんでもなく好きとか…? う〜ん、分からない。

 

壮馬さんへの思いはいつかじっくり考えるとして(笑)、4DX版のムビナナはまずまず良かったです(既に2D版を観ているため、内容を把握した状態で鑑賞しました。映画自体はもっっっのすごく良い&感動的なので、あと数回は観に行きます♡)。

日頃、4Dはアクション映画鑑賞時くらいしか利用しないのですが、数年前に4D版『ボヘミアン・ラプソディ』を観て大感動。臨場感溢れるライブシーンに衝撃を受け、「4Dって音楽映画にも向いてるんだ!」と嬉しくなりました。その時のインパクトと比べるとだいぶ穏やかといいますか、「今回は2Dとの違いはそこまでないかも」というのが正直な感想でございます。逆に言うと、アクション映画やホラー映画の4Dだと酔ってしまう方や刺激が強すぎる方、「4Dを体感してみたいけど慣れてないから怖い・心配」という方は、入門編としてちょうどいいかもしれません。たとえキャラや曲を全然知らなくても、(音楽好きな方なら)ライブ会場にいるみたいでそれなりに楽しめるんじゃないかなと予想します。


そして私は、昨日から斉藤壮馬さんが歌うキャラソンを、アイナナ作品含めて聴きまくっております。あらためて「本当にいい声だなぁ。プラス、“キャラとしての歌”が完璧すぎる」と実感し、何やらファン度が上がってきている状況です。これはもしや、「夢に出てきた日から妙に気になる→やがて好きになっちゃう」的なやつでしょうか? 不惑を過ぎて、今さら学生みたいなことをやっている私って一体…(笑)。

 

最前列左から2番目が九条天です。アイナナはアイドル4組(7人組・4人組・3人組・デュオ=計16名)の物語なんですけれども、毛色や音楽性がグループ毎に異なっていて各々魅力的。結果、最初は特定のメンバーを応援していたはずが、気付けば箱推しとなり、全方位的にお金を落としてしまうマジック…笑